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読書日記。コミック『18=80』

FBでたまたま見かけた女性誌の紹介記事で知った『18=80』。男性コミック誌に連載中だというが、主人公は80歳の女性である。

「へぇ〜」と思って無料お試し分を読んでみた。ああ〜、これはハマるやつだw。

正直、絵のタッチは好みではない(ホント、すみません)。でも、ストーリーが大好物。臨終を迎えた80歳の女性が18歳の体になって甦るという荒唐無稽な(ホントーにすみません…)始まりなのだけど、コミックでなければ成し得ない表現が多々あって、文章だけだったらト書きみたいな説明になってしまう内容を一場面で見られる。これぞコミックの醍醐味。

無料で読める2話のラストがまさにそれ。

作家さんがおいくつの方なのか知らないけれど、こういうシニア分野を描ける方ってこれから需要多めよねw。かく言うわたくしは、まんまと術中に落ち、『マーガレット』ではなく『少女フレンド』派だった講談社好きとして「何ならサブスクにしちゃおうかな」と思案中。

生き方や暮らし方を不自由に感じている人は、手枷足枷を嵌めているのが、実は自分自身だったりするよね。誰かのせいでも、年齢や立場のせいでもない。自分が変われば、もっとずっと軽やかに生きられる。

ちなみに、出版業界で働くことを夢見ていた田舎の娘っこ(わたし、ね)は、なぜか音楽業界で社会人デビュー。数年後、友人の紹介で出版社のアルバイトをすることになり、その契約満了後にフリーライターになった。

本当はバイト前に勤めていた音楽事務所に戻るという話もあったのだけれど、結局、子どもの頃からの夢を選んだ。そして現在に至る、マルw。

『18=80』の主人公が甦ったのは、人生にやり残したことがあったから。それを果たすまでは生きていたいと願い、若い肉体を取り戻して(頭の中の記憶と経験はそのまま残っている)現世に留まる。

やっぱり続きが読みたいなー。よーし、ポチッとしちゃおう。





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