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易経 沢天夬 43

沢天夬

卦辞
夬 揚于王庭 孚号有厲 告自邑 不利即戒 利有攸往
かいはおうていにあぐ まことにて よばう あやうきあり つぐるにゆうよりす じゅうにつくによろしからず ゆくところあるによろし

夬の時、王様に直接訴える 誠意を以てしても危うい。遠くの村からの次々に不満の声があがる。武力は良くない。進んでよろしい。

沢天夬は決定、決断、決壊など重要なことを決めることなどの時なので、状況的にはあまり良い状況ではないことの方が多い感じですね。武力を用いることは良くないとあるのは正しいことをするわけだから、正しいことへなるように悪は自ずとなくなるからだとも言えます。(2024/10/6)


二爻
楊号 莫夜有戎 勿恤
おそれてよばう ぼやにつわものあり うれうるなかれ

沢天夬二爻

恐る恐る号令する。夕暮れ時に何か騒ぎでもあるが心配はない。
備えてあるので、例え何かが起こっても心配はすることはないとのことです。備えあれば憂いなし。(2024/10/6)


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