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卦辞 小過 亨 利貞 可小事 不可大事 飛鳥遺之音 不宣上宣下 大吉 しょうかはとおる ていによろし しょうじにかなり だいじにかならず ひちょうこれがいんをのこす のぼるによろしからずくだるによろし だいき ち 小過の時は通じます。正しくしていれば良い。小さいことなら大丈夫だが、大きなことは不可である。飛んでいる鳥の音が聞こえるだけで鳥は見えない。上がっていくことは良くないが、下っていくのは良い、このようであれば大吉です。 積極的に物事を行うことではなく、消極的に少な
卦辞 謙 亨 君子有終吉 けんは とおる くんし おわりあり きち 謙は通じます。君子(徳のある人物)であるなら有終の美を飾ることができるでしょう。吉です。 謙遜とは何も自分自身を卑下する行為ではありません。大事業を成し遂げたり、裕福になったとしてもそれは自分だけの力ではないはずです。今自分があるのは自分だけの努力ではないと心底思っているからこそ徳のある人は謙遜となり、何事にも謙虚に対応することができるのです。そのように謙遜の姿が響き渡るので吉となるわけです。 高い地