2024.05.18 チューバ日記

 二週間とばしてちょっと久しぶりのチューバ。ずっと吹きたかったからうれしい。やっぱりユーフォはユーフォの、チューバはチューバの魅力があるよねえ。

 久しぶりだから恐る恐る音出しを始めた。口の緩め方を少し忘れてしまっていた。でも少し吹いたら思い出した。よかった。けど、ロートーンが苦手なのはまた振り出しに戻ってしまった。

 合奏までの時間で何を吹いたか忘れちゃった。チューバを吹けることが楽しくて楽しかったことだけ覚えてる。楽しかったな。
 コントラバスの弓を使った音、アルコの音の発音を真似して遊んでた。毛が弦をつかむあの音が最近たまらなく好きで、好き。楽しかった。もうちょっとクオリティ上げたい。

 合奏では4曲演奏した。

 全体的に、フォルテの鳴らし方がわからなくなってるな~と思った。弱奏と暗い音は以前より上手になっていた。ユーフォの方の演奏会でかなり苦戦したところだから、チューバにも還元できてうれしい。

 でも、解放のGがどうしても明るくなっちゃうのだけは参った。トゥーランドットなので、血みどろじめじめ生臭い雰囲気を出したいのに、よく晴れたお昼間な音になってしまって、なんだかなあ・・・。

 あとは、スウィングの仕方がよくわからなくなった。以前はそこまで気にしていなかったのかなあ。なんだか自分のアラがよく見えた合奏だった。いやだなあ。コントラバスのピッツィカートみたいな音で行きたいのに、バーでかかっているジャズみたいな落ち着いた雰囲気で行きたいのに、元気なチューバになってしまう。困った。暗い音が出せるようになったー!と思って喜んだけど、ロングトーン限定だったのかもしれない。
 ウッディーな落ち着いた音が出せたらなあ。
 楽団の中でもトップレベルにバーが好きだという自負があるだけに、バーみたいな雰囲気を出してほしいと言われたのは悔しかった。

 悔しいは伸びしろだな。がんばるぞ。

2024.05.19 追記
 合奏中に左耳の中で虫の羽音のようなバズィングのような音がした。今回の会場はベルと壁がかなり近い会場だったので、単に音量に疲れたのだろうか。耳栓を軽く差し込んだだけではおさまらず、ぎゅっと差し込まないとダメだった。なんだったのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?