2024.04.13, 14 ユーフォチューバ日記

チューバ。

丸っと二週間は吹いていなかった。

セルジオのウォーミングアップをやったけどやっぱり好きじゃない。ピーナツバターロングトーンの方が楽しい。吹き始めは他人の音がしていたが、だんだん自分の音になって安心した。と同時にどれだけ楽器やマウスピースに頼って変化を求めても自分の求める音というか頭の中に鳴ってる音しか出せないんだろうなとも思った。

合奏。バストロの人が具合悪そうにしてたのが気がかりだった。A.リードの曲。とあるテヌートが書かれた音について、リードと通じ合った気がする。たった2音だけど。音の長さというより密度を保って味わえということのようだ。味わおうと思って吹いたら、たしかにテヌートになった。リード、こんな気持ちでテヌートを書いたのかな。


ユーフォ。

前段チューバで疲れ果てたのに大盛り焼きそばを食べてから向かったので、心拍数も体温も高めだったのに会場が暑くて、散々だった。つらかった。

会場に着いた頃には合奏が始まっていたので、アップなしで着席。チューバを吹いていたとはいえ、いきなり激しい曲は難しかった。今度から入り時間は工夫せねばだ。

マーチな曲で持久力のなさを思い知った。どうやったら high B flat くらいまでは普通の音域ですよという顔でユーフォを吹けるのだろう。こんなんじゃあモグリのユーフォ吹きだ。情けない。何かほどよいソロフレーズを探そう。

合奏終わりに、エキストラで乗ってくれているユーフォの人が、私のソロがとてもよかったと言ってくれた。個人的にはフレーズ感がわからなくてツヤのない遠くへ飛ばない音だったなあと凹んでいたが、まあ、思っているほどひどくはないのかもしれない。もう少し前向きになってみようと思う、「ツヤがない」じゃなくて「もう少しツヤを出せるはず」とか、そういう塩梅で。

で、翌日のレッスンは、できるレベルまで分解・単純化してから少しずつ難易度を上げて練習をしましょうという当たり前のことを言われてしまった。むう。すぐできるようになる魔法はないか。

なんとなく先生の次の本番がいつなのか聞いて見たら8月だそうで、どうも先生の本番数より私の本番数の方が多いらしい。そりゃ私の首がまわらんわけだ。納得。

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