2024.06.29 チューバ日記

 いつも通り音出しタイム。PBLで始めるのは変わらないけど、低い音域でのドレドシドミソシドや朝練の音階練習も取り込んでみた。
 お前は本当にそれが自分の最高クオリティだと思って吹いてるのか?自分の音に満足できてるのか?楽しめてるか?と脳内にスーパーチューバプレイヤーが登場してしつこいもんだから、思ったより時間がかかった。

 あとタンギングもやったんだ。管が長くなればなるほど発音が不明瞭というか、反応が鈍いというか。どうやってもよくわからなかった。
 原理的には「くちびるで作った振動が管で増強される」だからあんまり管の長さで吹き方を変える必要はないと思うんやけどなあ。
 真ん中のGから下のCへ下ったのがよくなかっただろうか。上のCから真ん中のGへ向かえばまた何か変わるかもしれない。
 レッスンはまだまだ先だし、次回練習会はユーフォのプロが来るから、ちょっときいてみよう。

 そうこうしているうちに合奏が始まった。

 基礎合奏の仕上げにやるロンドンデリーの歌で同じところを入り忘れること数回。フレージングを考えてたらついうっかり。

 フィンランディアで、唐突にレッスンの先生によく言われる「楽譜に煽られるな」を理解した。
 フィンランディアはなぜか楽譜の至るところに f, sf, ff, sff など強く演奏せよという指示がある。常にテンションマックスだ。疲れる。気がつくと演奏じゃなくて大きく吹く労働になっちゃう。
 この日の会場は小さかったから苦情が来ないようにラクに吹いてたら、いつも真っ暗なフィンランディアで景色が見えた。見えた内容から、たぶんこれワーッ!って大きく吹かなくても大丈夫なやつだ、と思った。
 でもチューバでは大きい音出したいよねえ…

 合奏が終わってから、そういえば右手と腰がラクだったかもしれないと気がついた。

 右手は大きいピストンボタンのおかげ。と思われる。
 確かに手はラクだったかもしれない。けど、振り返ってみると音にねばりがないかもしれない。ラクに吹いてたからかなあ。もう少し検証が必要だ。

 腰はピアノ椅子のおかげ。
 ピアノ椅子は思い切って高めにセットした方が、慣れないから水抜きしにくいけど、腰にはやさしいかもしれない。

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