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マラウイのこと


1990年のマラウイクワチャ紙幣

雑感としか言いようのないとりとめのない文章になる。
歩く記事を中心にしたいのは山々だがタイトルとしているndimayendaはチェワ語、文法的にあっているかもわからないその程度の知識しかない。
はっきり言って、2年間首都にしか滞在していないので、挨拶ぐらいしかできない。かといって英語が達者なわけでもない。数字を三桁言えれば済むような仕事をしていた。
着任して半年たつか経たないかのうちに、父と伯父がやってきた。
二人ともこの世にはいない。父の遺品から写真のマラウイクワチャの紙幣が出てきた。(ヘッドの写真は日本マラウイ学生団体が持っていた陶器を撮影したもの)
紙幣の上の紐とリボンはタンザニアOVの営むPamojaというスポーツウェアショップでTシャツを購入した際に縛ってあったもの。
流通していないとはいえ紙幣の画像をそのままあげるのは抵抗があったので邪魔者としておいてみた。ちなみにpamojaはスワヒリ語、チェワ語ではpamodziとなる(はず)。
遺品から出てきたこの紙幣をどうしたものかと考えている。
それについては、ゆっくり考えるとして、現地ではほとんど役立たずだった私だが、2年間過ごしたのは事実なわけで、その情報をいまさらながら少しでも提供したいと考える。きっと、ネット上のノイズにしかならないものではあるが、まあ、ないよりはまし程度だと思う。
紙幣の顔は、初代大統領、終身大統領で独裁者ともいわれる、ヘイスティングズ・カムズ・バンダ(Hastings Kamuzu Banda)。
滞在中、メイズの収穫時期になると全国を回り顔を見せて白ライオンのしっぽを振っていたらしいが、一度も行ったことはない。私は、その程度の奴と認識してもらえるとありがたい。
当時は、在日マラウイ大使館も在マ日本大使館もない時代。
さて、懐かしい。
マラウイに過ぎたるものが二つあり獅子のしっぽとHKB