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ありがとう屋久島。

19年間所属したラジオからテレビの世界に異動となって早半年。
先輩たちに迷惑をかけながらも なんとか『呼吸』できている状態の中、昨年制作し 放送のあった火曜会ネットワーク『録音風物誌〜屋久島民謡 まつばんだ〜』が最優秀賞を受賞しました。

身内のコンクールなので あんまり大っぴらにしたくないのですが ありがたいことにラジオ時代のいい思い出ができました。

今回 テーマとしてご紹介した〈屋久島民謡 まつばんだ〉は いつの頃からか歌われているけれども あまりにも高低差の激しい歌で。そして呼吸法も なかなか難しく一説には1コーラスを一息で歌うとも言われていて 非常に難しい歌が故に現在では歌える人がほとんどいなくなってしまった。だけど、なんとか歌い継いできましょうと活動している方達をご紹介しました。

そもそも『まつばんだ』というのは どんな意味なのかも分かっておらず記録もありません。方言なのか なんなのかも分からない。
琉球音階に限りなく近いようなそうじゃないような…。

歴史の部分は 東川隆太郎さん。
歌の部分は 三郎さんとうららさん。
番組ナレーションは 植田美千代アナウンサーに それぞれ音願いしまして ある意味で あの時点で僕のいろんなものを出し切って作った番組でした。


でも『まつばんだ』との出会いは今回ではありません。小学生の頃 両親に屋久島旅行に連れて行ってもらったことがあり その時のレンタカーが今も続く『まつばんだレンタカー』。その『まつばんだ』という言葉が持つ なんとも不思議な響きがずっと頭の片隅にコロコロしていました。今から3年ぐらい前にラジオ番組『やくしまじかん』を担当することになり そういえばとリサーチをはじめたのがキッカケで今回 番組化することができたと共に自分の頭の中もスッキリ(笑)

ちなみに放送日が2020年11月16日から22日ってことは11月上旬には事務局に送っていたはずで10月に制作したはず。10月といえばMBCラジオまつりの仕込みとジャンボリー生中継の仕込みもあって〈超まつり〉だったと思うのですが 周りのご協力も多分にいただきまして制作できました。

今回の受賞は『必ず毎年挑戦しなさい』と入社当時の僕にアドバイスしてくださった大ディレクターの御幸さんと高崎さん、そして植田さんに感謝せずにはおられません。そして 社内や 他県でラジオDとして活動されている方たちから「おめでとう!」と言っていただき本当に嬉しかった。
(意外な人からもww)

本当にありがとうございました。
コロナが落ち着いたら屋久島でお礼参りしたい!

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