時に「空間」を保つこと

この週末に、下の子供を連れて、二人で公園に行ってきました。自宅の近所の公園ではなく、東京ドーム2個分ぐらいの広さを持つ、ある程度広い公園です。

このお出かけは、下の子供が行きたいと言い出したからでもあるのですが、実は私も行きたいと思っていました。実はこの10日ほど、私は会社の命によりずっと在宅勤務をしています。もちろん原因はあのウィルスでして、私だけでなく私の職場の全員が在宅勤務になっています。

在宅勤務だと、やはりどうしても職場に居るよりも業務効率は下がってしまいます。職場だと二言三言の会話で済むものが全部メールになってしまうので、どうしてもコミュニケーションが遅くなる。でもストレスがたまるのは、それよりも別のところにありました。

単純に「外出」ができないのです。ずっと家の中に居る、というのは思った以上に圧迫感のようなものを感じます。私は元々家の事情で定期的に在宅勤務をやっていましたので、在宅勤務そのものに拒否反応はないのですが、10日も続けて在宅勤務をやるというのは初めてで、これは定期的にちょくちょくやるのとは全く別の感覚です。

通勤電車に揺られるのもそれなりにストレスですので、それがないのはストレスが減るのかと思ったら大間違い。逆にストレスが増えかねない状況になってしまいました。そこで思ったのです。外に出たいなぁ、と。

今は学校も休みであることもあり、自宅近所の公園は子供たちがいっぱい遊んでいます。それ自体はいいことなのですが、やはり人口密度が低く、もうちょっと落ち着いた環境に行きたい、と思うと、今回行ったようなある程度の「空間」が必要になります。

で、今回初めての経験をして、時に「空間」を保つことがこんなに重要なことだとは思いませんでした。お日様を浴びて、上を向いて青空を見て、大きく深呼吸する。それだけのことがこれほど大事なこととは思いませんでした。

これからも大変なことが続くかもしれませんが、逆に時に「空間」を保つことを忘れなければ、少しはいい方向に向かうのではないか。何の根拠もありませんが、そう、思います。


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