マガジンのカバー画像

朝礼

1,335
運営しているクリエイター

記事一覧

【朝礼】北海道から関西に引っ越したとき驚いたのはそこらじゅうで柿が実っていたことだ。北海道では見たことがなかった。実家でよく食べていたのは庭に生えていたオンコの実だ。こっちは関西で見たことがない。今日はマンガ、似顔絵いっぱいで本気出す。出店準備。10キロ走。ビールと熱燗と炭酸水。

【朝礼】やらなきゃいけないことが多いときほど、ひとつのことに集中することが必要だ。マルチタスクといってもそれはひとつひとつの集中の集合体だ。森を見ず木を見るのだ。今日はマンガ、マンガ、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。熱燗とウイスキーと炭酸水。

【朝礼】大きな団地の中の小道を歩くのが好きだ。密集と開放を合わせもつ空間。生活感が散らからない程度のほどよいルール。同じ集合住宅でありながらタワーマンションの対極だなと思う。どっちも住んだことはないけれど。今日は似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。熱燗とウイスキーと炭酸水。

【朝礼】助手席っていい言葉だなと思う。あそこに座っているのが助手だと思うと、何気ない車の移動でも博士と助手の珍道中のように思えてくる。そもそも車というのは二人で協力して操作しないといけないぐらい危険な乗り物なのだ。今日はマンガ、マンガ、似顔絵で本気出す。10キロ走。夜はバイト。

【朝礼】落ち葉は土に還って草木の栄養となるが、抜け毛もなにかの役に立たないものだろうか。こんなことを考えていたら、きっとまたSNSに薄毛治療の広告が次から次に現れるのだろうな。今日はマンガ、イラスト、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。熱燗とウイスキーと炭酸水。

【朝礼】金網から無数の赤い手が伸びていると寒気を感じて見たら色づいたモミジだった。秋もじわじわと深まってきた。自分の人生は今どのくらいの季節だろうか。まだ夏の終わりぐらいと信じたい。今日はイラスト、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。熱燗とウイスキーと炭酸水。

【朝礼】エサをもらえると思って寄ってきたコイたちは、エサがもらえないとわかるとそそくさと去ってゆく。人間と動物の関係なんて所詮そんなものだ。いや、人間同士でさえもそうだ。愛情や信頼はそういうものの遥か先にある。今日はマンガ、マンガ、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。夜はバイト

【朝礼】夕方、病院へ行ったあともうひと仕事するつもりだったが、薬を受け取った18時頃にはすっかり月夜で、気がつけばとっくりに日本酒を注ぎ温めていた。月を見ると仕事をする気がなくなるのは自分だけだろうか。今日はマンガ、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。日本酒とウイスキーと炭酸水

【朝礼】雲を見るのが楽しいからやっぱり昼間に走りたい。そのぶん夜に仕事がずれ込むのは我慢する。今日はイラスト、似顔絵いっぱいで本気出す。喘息の薬が切れそうなので病院。10キロ走。日本酒とウイスキーと炭酸水。

【朝礼】昨今の闇バイトの横行もあって、ジョギング中に写真を撮るのにも怪しまれないよう注意しないといけない。疑うことでしか身を守れないというのは息苦しいですね。今の時代になにか信じられるものはあるだろうか。今日はマンガ、イラスト、似顔絵で本気出す。10キロ走。熱燗とウイスキー。

【朝礼】朝は寒くて走れないし、昼は忙しくて走れないし、夜は暗くて走れないし、なんとかギリギリ日が暮れる前に走る。景色がよく見えないと走ることに集中できるので、夏に崩れきったリズムが戻ってきた。今日はマンガ、イラスト、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。日本酒とウイスキーとお湯。

【朝礼】今朝も寝坊してしまった。決まった時間に起きて会社へ行くような働き方は絶対に無理だから、今の仕事にしがみついて生きてゆく。断固たる決意をもちながら能天気に寝坊をする。今日はマンガ、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。ウイスキーと炭酸水。そろそろ熱燗も。

【朝礼】景色を眺めているときは、たいてい考え事をしているので、目に焼きつくということがない。忘れるのではなく、そもそも覚えていないのだ。だから同じ場所に何度行っても新鮮だ。昨日は休んでしまったので、今日こそマンガ、似顔絵いっぱいで本気出す。10キロ走。ビールとウイスキーと炭酸水。

【朝礼】かっこいいデザインの看板だなと思って見ていたら、ただ本当に割れているだけだった。デザインは本物には敵わないということか。人間も傷やシワが増えるほどかっこよくなれるのかも。今日はマンガ、似顔絵いっぱいで本気出す。15キロ走。ウイスキーと炭酸水。