タイプ判別法 シャドーから補助機能を逆算する方法 ユング心理学タイプ論
ユング心理学において四つの主機能と隣接する補助機能で性格を判別するタイプ論というものがありますが、案外、これ判別が難しく、「判断の時に四つのうちのどれでしてますか?」と聞いて答えてもらう判断してもらうって方法を使ってるんですが、大抵の日本人は「思考型」って言いたがります。
思考型 must have to 〜すべきだ 〜しなければならない
感情型 want to like to 〜したい 〜が好き
直観型 may maybe 〜だろう たぶん かもしれない
感覚型 feel that 〜じゃね? 〜って感じる
おそらく、大学教育が思考型の体系だから、または思考力が高い=思考型というイメージで選んでいる可能性が大です。そこで今回はこれとは違った判別法をご紹介します。
下の図は、内向的思考型補助感覚の人のレーダーチャートです。劣等機能が感情型で、おそらくシャドーが直観型です。なぜそう言い切るかというと、彼は直観型特有のものの考え方や文章の書き方をいつも悪口言ってるからです。そして、師匠が感情型だったから、感情型がシャドーになるとは考えられません。
ここからが本題で、シャドーから主機能が判別できると仮説を立て、タイプがはっきりしている知り合い数十人に「嫌いな人の特徴」を聞いてみました。すると、見事に合理型は非合理型のどっちか、非合理型は合理型のどっちかの特徴を言ってました。
合理型は思考型と感情型 非合理型は感覚型と直観型
つまり、嫌いな在り方=シャドーとすれば、シャドーの反対がその人の補助機能とされ、タイプが逆算で判定できるというものです。下の図をご参照ください。
この図の人の場合は、感情型を嫌っているので、おそらく主機能は感覚型か直観型で、感覚型と直観型の判別は在り方が真逆すぎるので間違えることはないですし、内向的と外向的もその人の生活や行動を見てれば容易に想像がつきます。
これが最初の図の人、内向的思考型補助感覚の場合だと、補助機能が感覚型だったのでシャドーが直観型となり、思考型か感情型のどっちかで、この両者も間違えようがなく、理屈っぽい割り切る性格なので明らかに思考型。人間関係が閉鎖的で気のあった数人としか付き合いがないので、明らかに内向きで内向的であると判断できます。
ちなみに、自分の場合、思考型の在り方に対し批判的なので、シャドーが思考型で補助は反対の感情、主が感覚か直観のどっちかで足元が見えてなく明後日の方向ばかり見ているから直観型、一人でいるのが好きなので内向的→内向的直観型補助感情となります。
まあ、私のノートをご覧の方は「おそらく」「多分」「〜だろう」みたいな言い方を連発してますし、文章の書き方も学術論文の形式からかけ離れたいい加減なものですから、まあ、露骨に直観型ですよね(笑)
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