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イエモンを観てきた

吉井和哉の喉頭癌発表から半年。2022年1月以来のライブだ(FCイベントなどで歌ってはいるものの、本格的なライブは公表後初である)
復活のライブは東京ドーム。4年ぶりである。あの時のライブはコロナ禍真っ最中で、イエモンが先陣を切って大きい会場でライブをしても大丈夫!と示した色々と考えさせられたライブだった。

復活ライブ、果たして…

昨年は、悲しいニュースが続いた中で吉井さんも喉頭癌。ボーカルの命とも言える喉…誰もが心配になったが、吉井和哉は帰ってきた。本調子じゃないにせよ、東京ドームのど真ん中に立っていた。

拍手でMCが聞こえないくらいの大声援

1曲目「バラ色の日々」のサビをシンガロングで始まる。あー普通に歌えてる。そこには、ロックシンガーLOVINが存在してた。新曲「SHINE ON」を挟みMC。「ヒット曲ありませんが、代表曲のオンパレードでいきます!」とお茶目な煽りが入ってからのドラムロール「Romantist Taste」デビュー曲だ。右手を斜めに上げるフリで一体感になった会場は壮観だった。コールアンドレスポンスからの「Tactics」。「聖なる海とサンシャイン」「BURN」と立て続けにシングル曲が披露される。筆者は「聖なる海〜」がめちゃめちゃ好きなのでめちゃ嬉しかった。間髪入れずにライブの定番曲「ROCK STAR」吉井さんは新聞に載りますよ。まだまだ先ですけど!
MCで、年齢の話になる。そうだよね、ヒーセもう還暦越してるんだよね。さらにサポメン三国義貴、鶴谷崇の紹介があり、「楽園」「SPARK」とヒット曲が続く。少しのインターバルからアニーによるドラムソロがはじまる。そのまま新曲「ソナタの暗闇」。バックモニターに全面にランダムに配置された歌詞が歌われる度に色が付いていく演出。これソロの楽曲でもあった気がするな。何だっけ?続いて再結成後に制作されたキラチューン「天道虫」「太陽が燃えている」と客席側にメンバーが降りてきて客席が湧くw

衝撃的なVTRが流れる

吉井さんの病気が発覚してからのドキュメントがインタビューと合わせて流れる。吉井さんが病名を聞いて項垂れるシーン。MRI、胃カメラでみる病魔、手術後に赤く色が変わる喉などが映し出される。どれも衝撃的な映像だった。
完全版は、アルバムのDVDなのか、今日のライブの円盤化した時の特典か、はたまた映画か…ここだけって事はきっとないと思うw
これを見た後だと、本当に復活できて良かったなと思う。
VTR後に「人生の終わり (FOR GRANDMOTHER)」この歌詞がまた染みた…「SUCK OF LIFE」ロビンとエマの絡みがお決まりになっていて今日は割と大人しかった。残念。「LOVE LOVE SHOW」と続く。このブロックは人生絶望せずに好き勝手にやっちゃおうよみたいと言われてる気がした。MCが入って新曲「ホテルニュートリノ」を披露して本編終了となる。

何故か泣けたアンコール

メカラウロコで毎回される「東京ブギウギ」からの「アバンギャルドで行こうよ」そしてロビンの「準備?」の煽りから始まる「ALRIGHT」ロビンが客席に降りてフロアが大熱狂。大サビ前に後方にあった競り上がる台に立つ。この時、エマ、ヒーセもステージサイドの競り上がる台に立ってメンバー紹介をする。いやーこれが、めっちゃカッコよかった。ロックバンドのあるべき姿みたいなものを見た気がする。そして「悲しきASIAN BOY」へと流れるここでバックにTHE YELLOW MONKEYの文字が出てくるのだが、今回は電飾ではなく、画面いっぱいに表示される演出だった。電飾がいいよな〜
これで終わりでもおかしくないが、軽いMCを挟んでから「JAM」を演奏してアンコール終了。

ラストに

最新MVが披露されて再びステージにメンバーがあがる。最後「イエローモンキーは永遠に不滅です!」からのWELCOME TO MY DOGHOUSE」にてライブ終了。怒髪天の増子さんが「生きてまた会おう」というように、この吉井さんの宣言は本当に心強い。病魔に犯されても尚、根治から必ず寛解なる事を祈りつつも無理しない程度に活動していってほしい。
まだ喋る声は、掠れていてけして完全に復活した訳ではない。「お客さんの歓声が最高のドーピング」と言っていたが、ドーピングは薬じゃないから決して治療薬じゃない。治療に当たる時はちゃんと専念して取り組んでほしい。ファンはみんな待ってる。元気でいてくれるだけでいい。ドーピングが欲しいならいつでも声を出す。今日みたいな日を何回も迎えられる日を心待ちにしてます。

アルバム出すから…

ツアーも予定してるっぽい。今日くらい長くないとは思うけど、無理のないスケジュールで組んでくれてるといいな…あと1DAYだったら、チケット競合しそうだな…

▪️今日のセトリ▪️


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