SANJO PUBLISHIGでは、「みんなに届け!ぼくの推し本」キャンペーンとして井上奈奈さんの『星に絵本を繋ぐ』をピックアップして推します。
今回はそんな推し本についてと、関連本をご紹介します。
ぼくの“推し本” 『星に絵本を繋ぐ』
ドイツ・ライプチヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール2018」で銀賞を受賞した『くままでのおさらい(特装版)』など芸術性の高い絵本を創作し続ける作家・井上奈奈が書き下ろす、「絵本」以外では初となる著書!
本書は絵本を作るという行為が繋いでくれた「世界」についての話であり、
「美しさ」についての話であり、「絵本を作ってみませんか」というお誘いの本でもあります。
(「はじめに」より)
これまで制作してきた絵本の制作ストーリーや細かな拘りポイントを紹介する1章「作品集」、井上さんの普段の絵本の作り方・考え方を工程ごとに丁寧に文章化した2章「絵本を作るときに大切にしている10のこと」、井上さんが講師を務めるワークショップを追体験できる3章「絵本創作ワークショップ」。どれも読み応えのある3章構成です。
多くの美しい絵本を作り出してきた井上さんの創作方法は、はっとするような発見や驚きに満ち満ちています。絵本を作ってみたいという方はもちろん、すべての作り手に読んでいただきたい、創作意欲を掻き立てる一冊です。
星に絵本を繋ぐ、関連本について
SANJO PUBLISHINGでは、推し本キャンペーンの始まりとして出版社の雷鳥社や、著者の井上奈奈さんが描く本を取り揃えました。
珈琲の表現
僕の妹は、写真家になりたい
紋の辞典
ショートケーキを許す
そんなふうに生きていたのね まちの植物のせかい
道具のブツリ
出版:雷鳥社
著者:田中幸、結城千代子
内容紹介:
理にかなったものは美しい
25個の生活道具とそこに隠されたブツリをひも解く、風変わりで、やさしい、物理学の入門書。
身の回りのものはすべて自然の原理や法則のもと成り立っています。役に立たないと思われがちな中学・高校で習うブツリが、 実はさまざまな道具がもつ「用の美」の基礎になっているのです。本書は、誰もが一度は使ったことのある生活道具を「ながす道具」「さす道具」「きる道具」「たもつ道具」「はこぶ道具」の5つの章に分け、物理を専門とする教師ふたりが、ああでもない、こうでもないと呟きながら、 道具とブツリの面白い関係について語ります。
難しい公式や計算はいっさい出てきません。点で突き刺すフォーク、慣性の法則で水を切るざる、無限の刃渡りをもつピザカッター、空中の支点でてこを動かすハサミ…etc.
紀元前に生まれたスプーンや車輪など、 今なお変わらない道具の形やしくみにもう一度目を向けることで、長い年月を経ても廃れない道具のデザインや機能が見えてくることでしょう。
開くと正方形になる縦長の判型、開きのよいコデックス装。そして色やテクスチャを版画のように重ねた、 独特な風合いのある大塚文香さんの挿絵にもご注目!
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