インテリアコーディネーター2次試験
こんにちは。とすです。
札幌で、店舗デザイン・施工、インテリアコーディネート、家具や什器の製作・販売、ロゴ・名刺などのデザインをしています。
今回は、インテリアコーディネーター試験に合格した経験を書こうと思います。
これから2次試験を受けられる方の少しでも参考になれば嬉しいです。
合格するまで
何故インテリアコーディネーターの試験を受けたかと言うと、建築士の試験は難しくてなかなか受からなそうだから簡単だと思ったインテリアコーディネーターを先に受けることにしました。
僕が初めて試験を受けたのが、2017年で1次試験で不合格。
仕事しながらの勉強の大変さと、歳で記憶力や集中力がなくなっているからだと思い2018年はユーキャンで勉強して1次試験合格! 2次試験は不合格!
1次試験に合格すると次年度から3年間は1次試験が免除されるので、2019年は2次試験から受けて不合格。2020年も2次試験不合格。
2021年、ここで不合格だと2022年は1次試験からというプレッシャーと闘い見事
合格しました!
2次試験
2次試験の科目は論文とプレゼンテーションで時間は180分です。
正直、僕的には時間が足りませんでした!
店舗デザインの仕事をしているので、プレゼンテーションの経験はありますが、図面はCADソフトで書いているし、論文も書いた事がなかったので苦戦しました。
論文対策
論文試験は、プレゼンテーションと一体となった課題と関連のない独立した課題の2パターンがあります。
時間配分の目安が30〜40分になっているテキストが多いんですが、僕は30分程度で書ける自信がなかったので50〜60分を目安にしていました。
勉強方法は、過去6年分の論文の解答を2回ずつ書き写して、文字数や言い回しに慣れるようにした事と、出題テーマに対して箇条書きで連想することを書き出してそこを膨らましてまとめる練習をしました。
例)2019年 論文問題
設問 加齢による身体機能低下を考慮した住まいのインテリア計画について
加齢による身体機能の低下を考慮して住まいのインテリアを計画する場合、以下の3つの点それぞれについて・・・(以下省略)
・筋力の低下
・視覚機能の低下
・聴覚機能の低下
↑この3つの点について連想することを書き出します。
・筋力の低下:関節が硬くなる・足が上がりにくい・小さな段差でもつまずく・
段差をなくす・手摺りの設置など
・視覚機能の低下:若い人の2〜3倍の明るさが必要・明るさ、暗さに順応する
のに時間がかかる・視野が狭くなるなど
・聴覚機能の低下:小さい音や高音域の音が聞こえにくいなど
こんな感じで連想することを書き出して、膨らませそうなところを多めにかいて文字数を稼ぐといいと思います。
プレゼンテーション対策
プレゼンテーション試験は、平面プラン、立面図やパース、着色など、依頼主の家族構成や要望などが書かれている課題文からインテリアプランを立て、家具配置や照明プランを依頼主にわかりやすく説明するための提案図面として描きます。
平面プランは毎年出題されていて、立面図や家具図、パースやアイソメ図はその年によって異なります。
勉強方法は、ダイニングテーブル・チェアー、3人掛けソファー、シングルベッドなどのLDKや寝室に必要な家具の基本的な寸法を覚えて描く練習と、過去問を解答を見ながら時間を気にせず描いて配置などを覚えました。
着色は試験当日に考えないように練習のうちからこの家具はこの色!と決めて描いていました。
問題文にフローリングの素材を指定されることがよくあるので、素材と色の組み合わせを覚えておいた方がいいと思います。
例)ナラ、ブナ、ヒノキなど:薄い茶色
チェリー、ケヤキなど:中間の茶色
チーク、ウォールナットなど:濃い茶色
あとは、ウインドートリートメントも掃き出し窓には窓カーテン、寝室の腰窓にはロールスクリーンのように、この窓には、これ!と決めておくといいと思います。
最後に
2次試験まであと僅かですが、受験される方は健闘をお祈りしています。
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