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見たかった共演が実現した(東京センターマイク 8/5/22)

去年の7月、K-PROネタカーニバルを見に行きました。ネタカーニバルの1番の見所は出演者がその日限りの他の芸人さんのカバーネタを披露する所です。先輩、同世代、後輩をカバーするのか。衣装やキャラをどこまで再現するか。ネタ披露直前までお客さんも組み合わせを知らないので毎回ドキドキわくわくでいっぱいでした。

去年はモンローズが初めてネタカーニバルに出演しました。お2人の元の漫才自体が独特なスタイルなので他の組の色に染まる姿が全く想像つきませんでした。

自分としてはカバー先の組が芸歴20年+の誰かだったらいいな、でもしっくり来る人いるかなって思っていました。なので当日モンローズの出番でスクリーンにスピードワゴンが映された時は「これだー!!」ってなりました。お2人の井戸田さんと小沢さんはキャラや芸風的にもぴったりすぎました。

宮本さんの「あまーい!」や「ハンバーグ!」、マエノさんのキザな言い回しがハマり役すぎてライブ終わりに配信も買い、アーカイブ期限ギリギリまで沢山見ました。最高のカバーネタが見れました。

東京センターマイクの復活、思い出など

あのネタカーニバルから約1年後、久しぶりにスピードワゴン主催の東京センターマイクが復活するという情報が流れてきました。東京センターマイクといえばかつて自分にとってオジオズファン時代最もチケット入手で苦労したライブでした。

特にしもきた空間リバティで開催されていた頃、ゲスト発表前に完売していることが当たり前だったので当日ギリギリまで血眼になりながらお譲りチケットを探していました。当然他のゲストのファンも探しているので毎回かなりの争奪戦でした。東京センターマイクのチケットを確実に手に入れるためにファンクラブに加入してた人も周りにいたくらいだった。実際譲渡チケットをゲットできたのも4回中2回(2回とも当日ギリギリ)でした。ユーロライブに場所を移してからはゲスト発表後もチケットは若干だけど取りやすくなりました。

コロナ禍になってからは暫く開催していなかったが(奇しくも最後行ったのが休止直前の2020年2月の回でした)、今年の5月からK-PROさんが制作協力に入っている縁でナルゲキで開催されるようになりました。復活一発目の5月の回にゲストにオジオズがいたのでゲスト発表の瞬間チケットを取りました。チケット取った直後(余裕で整番130番台に入ってた)すぐ「残り僅か」→「完売」になったので当時の苦労をしみじみと思い出しました。

普段ナルゲキで見れないベテラン勢(チュートリアル、とろサーモン)、話題の組(ダウ90000)、ナルゲキに定期的に出てるベテラン勢(オジンオズボーン)、今のナルゲキを引っ張っている若手勢(パンプキンポテトフライ、ジャンク)が共演しているのも再開後のこのライブの醍醐味の1つだなとナルゲキでの第1回を見て改めて思いました。配信がないからこそ実現できるラインアップって言われても納得するくらい。この回を見終わった後、いつかの回でこのライブでスピードワゴンと共演するモンローズを見たいと強く願うようになりました。

もうそろそろ来るかもしれない予感がした

そうこうしているうちに8月の東京センターマイクの開催日が発表された。被りそうなライブも特に思い当たらなかった。でも何故か自分の頭の中で「早めにチケット抑えなさい。」という声がしました。どう説明していいか分からないがもうそろそろ呼ばれるだろうという予感もし、ゲスト発表前に山を張ってチケットを購入しました。

その数日後にゲスト発表の第一弾がツイートされた。その中にモンローズもいる!

ゲスト発表後の宮本さんとマエノさんの声

くじの大当たりを引いたくらいの強運を発揮したのと同時に嬉しさが一気に込み上がりました。ずっと見たかった2組の共演を自分の目で目撃できる。

夢の共演当日(東京センターマイク 8/5)

偶然にこの日は昼は草月ホールで「漫才HOPE」を見てました。前のライブの興奮が冷めないまま、わくわくした気持ちでナルゲキに向かいました。

OPでスピードワゴンがゲスト各組とトークする時間があるので、モンローズとどんな話をするか気になっていました。

小沢さんから見たモンローズは「ちょっと闇を抱えている彼」(マエノさん)と「元気ハツラツな彼」(宮本さん)と例えていて笑ってしまいました。小沢さんはモンローズの漫才のスタイルがスピードワゴンと似ているとおっしゃっていた上、去年のカバーネタ祭りでモンローズがスピードワゴンをカバーしていたことを知っていたことに胸が熱くなりました。

「何のネタやったの?今やって見て。」と嬉しそうにモンローズに無茶振りする小沢さん。一瞬慌てながらも覚えている下りをやりますと宣言したマエノさん。「俺にも行けるか確認してよ!」とマエノさんに言う宮本さんに対し、「お前は「あまーい!」って言えばいいだけ!」と一言入れる井戸田さん。

マエノさんが唯一覚えていたプレゼントの口紅の下りをやることに。共演が叶ったことでも十分なのに、またあの時のカバーネタを1年越しで見れて嬉しかったです。

ネタ終わりに井戸田さんが宮本さんに正しい「あまーい!」の言い方を指導していたのも面白かったです。声質的に宮本さんの「あまーい!」は地鳴りみたいと指摘した井戸田さん。「もっとキー高く!」と宮本さんにアドバイスしてました。

引いた出順は4番。この日モンローズがやったネタは清和漫才道場で下ろしたばかりの「結婚相手の紹介」でした。前日の極立漫才都市でも同ネタをやっていましたが、その時点で清和さんからのアドバイスを取り入れていた点がいくつかあり、より面白くなっていました。

ネタ終わりのトークコーナーではマエノさんは素数をうまく散りばめて田舎での小学生時代の話してて、宮本さんは(色々あったけど)明るい人でよかったと最終的に思ってしまいました(内容は念のため割愛させていただきます)。

毎回恒例のお客さん込みの集合写真

終演後の宮本さんとマエノさんの声

昼間の「漫才HOPE」と合わせて凄く漫才的に濃い1日になりました。両方のライブもいつもと違うお客さんの層が一定数いたので2本ともモンローズがウケてて嬉しかったです。次また東京センターマイクに呼ばれた時もまた足運びたいと思います!

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