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「作る者」を追う楽しさ

好きなネタはとことん追いたい

自分がライブに足を運ぶ原動力「好きなネタを見たい」が大半を占めています。好きなネタを見るために可能な限り時間とお金を使いたい。「好き、面白い」と感じたものは(本人に迷惑かけない範囲で)どんどん発信していきたい。

自分はかつて長年推していたお笑いコンビがいた。その時の最推しはネタ作り担当でした。長らく推していたのもその人が作るネタが好きだったからというのが1番の理由でした。他の芸人さんにはないワクワク感が毎回あった。

最推しが出演するライブであればローカル線で片道3〜5時間の場所でも平気で当時は行けた。それくらいあの人の発想力に魅力を感じ、「行ってよかった、楽しかった」と幸福感いっぱいになっていた。

「この人が作ったネタを積極的に追いたいか」の基準のライン。誰かを推す上でここはどうしても譲れないところでもある。

箱推しから単推しへ

モンローズが解散して以降は基本宮本さんとマエノさんがそれぞれ出演しているライブに足を運んでいる。

解散明けの宮本さん
解散明けのマエノさん

モンローズとしてのお2人を応援していた時は特にどっち派でもなくいわゆる「箱推し」でした。お2人の人柄メインでセットで好きになった経緯もあり、今後は「お2人として」ではなく「各々として」応援して推さなきゃなと考えるようになりました。最近ライブに足を運ぶ中、この点が思ったより重要になってくると感じることもあります。

マエちゃんの可能性無限大ライブ(12.16.22)

そんな中今月足を運んだライブの1つがマエノさん主催の「マエちゃんの可能性無限大ライブ」。

マエノさんが5名のゲスト(頑張るかつやまさん、元赤もみじ・村田さん、グリフォン國松さん、カナイさん、ホビーさん)とユニット漫才をやるライブ。相変わらず動きが早い。

マエノさんが書く漫才がまた見れるの嬉しいと思う反面、モンローズの漫才が好きだったからこそどんな気持ちでこの日を迎えるか不安もありました。

しかし連日マエノさんが楽しそうにネタ合わせの様子をツイートしていた所、前日行った宮本さん出演のライブのチェキ会で宮本さんからも背中を押されたこともあり、当日を楽しみな気持ちで迎えることが出来ました。

結果「マエちゃんの可能性無限大ライブ」はめちゃくちゃ楽しいライブでした。よしさんと渡辺さんのポップな進行のおかげで気楽に楽しむことが出来ました。

久々の漫才にも関わらず緊張を見せなかったマエノさん。休憩を挟む事なく5本の色が違う漫才をやり切ったのが凄かったです。

モンローズの漫才で1番好きだった所はネタの中にお2人の人柄やキャラクターがちゃんとあった所。宮本さんとマエノさんのキャラの対比を見るのが1番楽しかったです。

5本の漫才もそれぞれ見せ方は異なったものもマエノさんご自身と相方の魅力が沢山発揮されていた。5本の漫才を通してゲスト5名のこともより好きになりました。マエノさんが書く漫才にはそんな力がある。

マエノさんご自身もかつやまさんとホビーさんとの漫才ではしっかり者キャラ、國松さんとの漫才では可愛らしい弟キャラ、カナイさんとの漫才は美意識高いキャラ、村田さんとの漫才では兄貴分キャラなどネタによって振り幅の違うキャラを魅せていた所も楽しかったです。ネタもそうだがモンローズの時とはまた別の魅せ方をしていた。

ライブのタイトル通り、マエノさんのこれからに無限大の可能性を感じたライブでした。もしゲスト5人とまたユニットネタをやる機会があったらまた見に行きたい、そう思えるようになりました(1/13の國松さんとの新ネタも楽しみにしています)。

あのワクワク感と同等、もしくはそれ以上の可能性をマエノさんに感じている

モンローズが解散してからふと何故自分はこんなに沢山ライブに足を運んだんだろうと考えるようになった。何故そこまでお2人を応援しようと思えたのか。

しかし直近のライブ、特に可能性無限大ライブを通じて改めてマエノさんが作るネタが好きだったから沢山ライブに足を運んだりイラストを描けた1つの大きな要素だったと気付きました。「好きなネタはとことん見たい」に見事にハマっていた。同じくらい大事なこのご時世に必要な宮本さんの唯一無二の明るさとの最強コンビだった。

あの日見た5本のマエノさんの漫才はかつての最推しが作るネタにあったワクワク感を感じた。その同等、もしくはそれ以上のワクワク感をマエノさんが作るネタで感じるようになったから全力で推せるようになったかもしれない。

来年のR-1の挑戦も表明しているマエノさん。まだ見たことないピンネタを見る楽しみもありつつ、色んな人とのユニット漫才でM-1見たいなとも思ったり(ユニット掛け持ちだとネタ作りの負担が心配になりますが)。

これからもワクワクとした気持ちでマエノさんが作るネタを追えることを楽しみにしています。

ただくれぐれも追い込みすぎないよう無理だけはしないでください

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