身体に眠る挑戦のエネルギー
これまで何度かお伝えしてきましたが、人間になるまでの進化の歴史がDNAスイッチとして身体のあらゆる場所に残っています。
身体に眠る進化の歴史を引き出す
例えば、お腹を上から下にさすると、身体がねじりやすくなります。
これってなぜだと思いますか?
爬虫類は、前に進むときに沼や地面にお腹を擦りながら進みます。
(その方向は人間から見ると、上から下になります)
その頃のお腹の皮膚感覚がDNA情報として残っていて、同様の刺激を送ることでその時代の回路が引き出されて、ねじりやすくなります。
これと同じ切り口で、立った状態で正面から上下方向に下敷きなどで風を起こすと、開閉運動がしやすくなります。これは鳥時代の皮膚感覚が残っていると言えます。
ねじりの動きで挑戦できるようになる⁉︎
魚から両生類を経て、爬虫類へと進化しましたが、水中から陸に上がる際に生きるか死ぬかの挑戦(チャレンジ)をしてきました。
一度、陸に上がったけどやっぱり水中に戻ることを決めた生物もいるようです。
人間にとってねじりの動きは、爬虫類時代のエネルギーを秘めています。
ハイハイの期間が短かくて、ねじりの動きが開発しきれずに育つと、何かに挑戦することに臆病で、諦めやすい傾向があるかもしれません。
そういう場合でも、改めてねじりの回路を再度育み直してみると、不思議と自然に何かに挑戦するという意欲が湧いてくる可能性が高いです。
自分の弱点と感じている部分を氣持ちでなんとかしようとするよりも、身体を本来の状態に戻してあげる事がとても効果的です。
こうやって身体には上下〜前後までの10種類の動きが備わっており、さらにその運動に紐づいている感情や特徴があります。
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