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立つ時の「よっこいしょ!」の正体

なぜ声がでるようになるのか?

各地の方言はあると思いますが、動く時に無意識に「よっこいしょ」など声を発するという経験はありませんか?
子どもの頃は言ったりしなかったのに、年齢を重ねるにつれて、そして少し身体が重く感じるほど発する傾向があるかもしれません。

これってどういうことなんだろうな?と思っていました。
そこで観察していると少し見えてきたので、その辺りをご紹介したいと思います。

まず普段無意識に声を発して立ってる人に、声を発しないで立ってみてと意識してもらうと結構しんどくなります。
声を発することで力が発揮しやすくなっているということですね。

順番に力が移動していくとおりに立ってみる

最近、個人セッションとかを行なっていて、自分自身が立ち上がる時の感じが以前と変わったなと感じていました。
それを客観的に観察してみると、あることを行なっていていました。
それが何かというと、順番に力が移動していくとおりに立つということを行なっていました。

もう少し具体的にいうと立つ動作であれば、
つま先 ▶ かかと ▶ 足首 ▶ 膝 ▶股関節 ▶骨盤(腸骨) ▶ 背骨を上がっていくようなイメージです。

身体の構造どおりに力が移動していくと、動きも静かで身体にも負担がかからず、余分に力は必要ありません。

構造どおりじゃないと負担がかかる

しかし、声を発して立つときというのは、順番ではなくそのルートをワープしているときです。
ワープするから余分に力が必要になり、声を発してカバーするというような流れになります。

こうやって自分の動きを観察してみると、身体に負担なく動けるヒントが見えてきます。今回の話をヒントに色んなシーンでお試しください。

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