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日常で活用するために視点を変えてみる

学んだことを日常に活かしたいと思ったとき、なかなか教わったとおりのシチュエーションがやってくることは少ないと思います。

日常が稽古の場と言われても、思ったようになっていなくて、稽古が足りないと思われている方もいると思います。

もちろんそういうこともあると思いますが、一度視点を変えてみるといいと思います。
学んだことを自分自身で日々育んでいくと、そこでこれまで使っていなかった感覚センサーやアンテナが芽生えてきます。

自分が特に大事にしているものが「現在地(今)の認識」「違和感と心地よさ」です。
現在地(今)の認識ができてくると、変化したことを受け取ることができます。また現在地(今)を認識していくことで、出ている芽が伸びていきます。

一方、どれだけいいことやすごい先生から何かを学んだとしても、自分自身が変化したことを感じられないと、外に先生を置くことになり、依存関係が起きてしまいます。

また違和感と心地よさという対極を知ることで、どの状態であればいいかを感覚することができます。(固定化されるものではなく、移り変わるもの)

その感覚がどの程度、自分以外とも共有できるのかを確かめるために、定期的な対人での検証もとても大事です。

そういった感覚を育んでいると、これまでと同じ日常を過ごしていても、受け取る情報が変わったり、無意識に自分の対応が変わっていったりしていることに氣づきます。

そしてそういう変化は、ある程度反復的な日常だからこそこれまでとの違いに氣づけることもあり、むしろ非日常が続くとそこを認識するのも難しいかもしれません。

だからこそ日常が稽古の場であり、日常が大事だといえます。

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