手のひらと足のひら
手と足は兄弟のような関係があります。
人間以外にとって、腕は前脚で脚は後ろ脚です。
手はたくさんの情報を感じ取ることができます。
足は直立二足歩行になって、支えにまわることが多いですが、手と同様に触れたものを繊細に感じることはできると思います。
そこで手のひらで何かを触れるように、まず足の裏を「足のひら」に置き換えてみます。
そして手で力強く触れたり、柔らかく触れるように、その感覚を足のひらでも行なってみます。
そうすると、これまでと違った地面との関係性が生まれ、立ち方や歩き方も変化してきます。
また地面を蹴るという感覚から、地面を捉える、関わるというような感覚が芽生えてきます。