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半分は素直に受け取って、半分は疑う

わたしは、先生から教わったことを体験して、半分は素直に受け取ります。しかし半分は疑います。でもそれは先生がお伝えしてくれることを信じていないとか怪しいと思っているからではなく、学びのコツであり、受け取って誰かに伝えていく上で、自分自身の責任だと思っています。

自信がつくとは?

自信がつくというような表現をしますが、実際は自分の身体(で体感したこと)を信頼すること▶自身を信頼すること▶自信がつくという順番だと思います。

先生が言うから間違いないというスタンスいると、いつの間にか先生はすごい人で自分はダメな人というような構図を自らつくってしまい、答えを自分以外の外に置いてしまうことでいつまで経っても自信がつきません。

だからこそ教わって持ち帰ってから、

①自分でやっても変化が出る

②自分がお伝えしても、その人に変化が出る

③自分がお伝えした人が誰かにお伝えしても、変化が出る

ここまで確かめてから、お伝えするようにしています。

教わったことをそのまま伝えると不安になりますが、自分が体感して確信を持っているものは自分の言葉で話せますよね。

でも学んだときには変化したのに、持ち帰ってやってみたり、誰かに伝えてみたら「あれっ、変わらない…」という経験ありませんか?

わたし自身も体感ワークを通して誰かにお伝えするときって、かなり環境設定や場のセッティング、お伝えする順番などを大事にします。

これらの要素全てを含めてが体感する上で大事だったりするので、お伝えする際に補足することはないか?もしかしたらまだ先生も氣づいていない視点はないか?というところまでを自分で確かめてから提供します。

そこまで落とし込むと一生モノになる

そこまで落とし込むと、その日学んだことではない氣づきや副産物が生まれてきます。
ここまで自分自身を振り返ってみると、結局そこまで確かめたり、教わった人よりも実践したものだけが自分の中に残って、その専門家になっていたり、何年経っても変わらずお伝えする柱になります。

受け取ったら一度出してみないとわからない

受け取ったままにしていると、いざとなったときに自分のものになっていないので使えなかったり、わかっているつもりになっていて、実はほとんどわかっていないってことが多いです。

しかし一度誰かにお伝えしてみると、話しながらも(あれ、ここってどういうことだっけ?)というような疑問が湧いてきます。

一度このように不安定になるというのがとても大事で、そういう経験があるからこそ、次に復習するときや、話を聞く時にここを中心に聞きたいというような欲求が湧いてきます。

まずはたくさんのことを学ぶ必要はないので、シンプルにこういった手順で深めていくことで自分自身のものになっていきます。

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