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ロロロを最前列で見た

少女☆歌劇 レヴュースタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(以下ロロロ)を最前列で見てきました。結論を言いますと、一度は最前列で鑑賞することを強くオススメします。特に複数回見る予定の方はぜひオススメしたいです。

最前列で見て良かった点

最も良かった点はシネスコの魅力を最大限味わえることにあります。
映画館で最大のスクリーン面積を享受できるシネマスコープ。映画館の端から端までスタァライトなわけですが、最もシネスコの世界に入り浸ることができるのが最前列です。

シネマスコープだからこそできること、それは圧倒的な切り抜き効果です。

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©「Once Upon A Time In The West」より

例えばこの映画のカットを見て下さい。ちょっとドキっとしますよね。このように「ただの人物のクローズアップ(ECU)」な画でも、シネマスコープという枠組みの中では非常に強い印象を残す効果を生み出せるわけです。

これがロロロになると…

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©Project Revue Starlight

こうなるということです。TVアニメの16:9の画面でもかなり面白い画でしたが、より華恋(5)に食べられてしまう感じがしますね。最前列に座っていると3D映画を見ているような気持ちになります。
もちろんこのカットだけでなく、冒頭のまひるのカットなど、特にレヴューシーンで決めの画の時、顔が大きくなって最高です。

ばなな

©Project Revue Starlight
大きさとしてはこんなイメージです(劇場によりますが)。再演に飲み込まれてしまいそうですね。この大画面を最も臨場感ある状態で楽しめるのが最前列です。

また最前列で鑑賞すると、まるで自分も舞台に立っているかのような気持ちになれます。
情熱のレヴューでは、自分も純那の放つ矢に狙われているかのような気持ちになります。本当に、VRで自分もオーディションに参加している感じです。渇望のレヴューではメガネ遺跡が倒れてくるシーンが本当に「倒れてくる~!」って感じるし、孤独のレヴューの倫敦大火の舞台装置は本当に暑そうに感じます。星摘みのレヴューは「お邪魔しちゃってすいませんw」みたいな感じ。後ろの席では体験できないことです。

最前列で見て良くなかった点

まず単純に映像が見ずらいです…当たり前すぎるのですが本当に全体像がよく分からなくてキリンマークが左から転がってくるところなど、首をがっちり曲げないと見えないので、ある意味本当にVRで映画を見ている感覚です。

そしてわりとキツめに首が疲れます。疲れる、というか翌日首が凝ったせいで頭痛を引き起こしました…。そのあと普通の席でロロロを見たら頭痛は治ったので頭が痛くなった際はもう一度ロロロを見て下さい(?)

それと残念だったのが最前列だとスクリーンが間近なのでわりとジャギー(低画質な感じの輪郭)が気になってしまいました。とくにアタシ再生産で上から落ちてくる華恋は結構ジャギってて、これはグランドシネマサンシャインのBESTIA上映(高画質上映)を見ることで解決できるのかもしれません。

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©Project Revue Starlight
こういう画質になります(他のシーンは普通に高画質です。)

このように辛いこともありますが、どうせ何度もみるロロロ。一度ぐらい変な席で見ても面白いかもしれません。分かります。

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