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映画「恋のいばら」を見てきたけど

2023年こそは映画の感想を記録すると決めました。もう2023年も4月の終わりですが……………….さすがに決めるのが遅すぎる。もうすでに2023年が始まってから16本の映画を見てしまいました。

なんとか映画の半券を探し出して発覚した2023年1本目の映画は「恋のいばら」でした。1月に見に行ったのですが、完全に内容を忘れてしまいました…。玉城ティナさんがめちゃくちゃ好きなので見に行ったのだと思います。アップリンク吉祥寺で鑑賞しました。

アップリンク吉祥寺 ワクワクしますね

アップリンク吉祥寺は吉祥寺パルコの地下にあるんですが、このように隠れ家的な雰囲気があってとてもステキな映画館です。
この映画館はいわゆるミニシアターで、ミニシアター系の映画が主に上映されているんですが、ミニシアター系の映画ってなんだか妙な表現ですね。友人によると「映画を見た感じがする映画」がミニシアター系の映画ということらしいです。問い詰めると「あんまりよく分からなかった映画」を見ると「映画を見た」ような気がするみたいです。不思議な話ですが、分からなくもないですね。

アップリンク吉祥寺は、吉祥寺駅前の喧騒を抜けて少し離れたところにある吉祥寺パルコの重い扉を開き、エスカレーターで地下2階まで降りたところにあります。そこは何やら特別な雰囲気を纏っていて、天井の吊り照明やトンネルのような通路、壁一面のポスターなど、日常施設とは異なる感じがするわけです。最近、歌舞伎町に4500円以上払わないと映画が見られない高級映画館が誕生しましたが、そこで映画を見るのとアップリンク吉祥寺で見るのとでは体験が異なる気がするんですよね。別に高級ラウンジがあるわけでもないし、Dolby AtmosやIMAXみたいな最新技術を体験できるわけじゃないけど、可愛い椅子があって、目の前にスクリーンがある。そこは映画を楽しむためだけに作られた空間で、映画館の中だけは映画の非日常がそのまま地続きになっている感じ。吉祥寺にはいくつか映画館がありますが、どれも気張らずに入れる感じでとても良いんですよね…。

あまりにも映画の内容を思い出せないので、映画館の話をしてしまいました。うろ覚えのストーリーとしては、たしかこの主演の男がクズでセックスを盗撮しててリベンジポルノで…みたいな話だったような、そうじゃなかったような、でもこの男は高齢の母親を支えてて優しい一面もあるみたいな…

思い出すために公式サイトのキャッチコピーを引用してみましょう。

恋人同士では 絶対に観ないでください

私が恋したカレには「今カノ」がいる。

どうしてもカレを取り戻したいから、今カノをSNSで特定。
ただ、”知りたい”だけだった……。

https://koinoibara.com/

クズな男の方ではなく、元カノと今カノの話なのでした。なぜクズ親孝行男に視点が移ってしまったのでしょうか…。

元カノ役の松本穂香さんも、今カノ役の玉城ティナさんも、クズ彼氏役の渡邊圭祐さんもみんな素晴らしかったです。ただ、やっと今思い出したのですが、映像が少しユニークというか、不思議な効果がついていました。

登場人物のシャドウ部分に赤いノイズのようなものが走っていたのです。これは他の映画では見たことがない効果で、これがどういう意味でそうしているのかは分からないのですが、とにかくこの映画を最も特徴づける要素であったことは間違いありません。ところが、これをTwitterで検索してみると誰も言及していませんでした。もしかしたら、アップリンク吉祥寺のスクリーンというか映写機特有の問題?か幻のどちらかなのですが、誰か見た人がいたら教えて欲しいです…。

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