ドミニオンGP本戦一人反省会

2020年7月5日に開催されたドミニオンオンライン4人戦非公式大会 "Dominion Japan Grand Prix" 本戦。前日の予選の結果、出場する権利を得ましたので、参加させて頂きました。レギュレーションは「移動動物園」以外のオンライン実装カード全てからのメイクドサプライによるスイスドロー5回戦です。

まずは、本戦上位4名による決勝戦を見事制し、優勝したciderさん、おめでとうございました。
そして運営の方々、2日間にも渡る大規模大会、本当にお疲れ様でした。今年はおそらく公式の日本選手権が開催されないだろうこともあり、このような大会が開催されたことを非常にありがたく思います。

ということで、せっかく参加しましたのでその反省記事です。酒の肴にでもなれば。

1回戦

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2番手(自分)地下牢-引揚水夫

他の方の初手がうろ覚えなのですが、1番手の方が暗躍者-ポーションで、後の二方が地下牢-ポーションだった気がします。

パン屋がいるので、引揚水夫-ポーションも可能ですが、地下牢の回転力と枚数確保を考えると、1巡目で4金-地下牢、2巡目で4金-地下牢と買う方が良いように思いました。
問題はポーションと引揚水夫、どちらから買うか。2巡目に薬師を入れても3巡目で使ったときデッキトップに屋敷が溜まるのは嫌だなぁと思い、水夫から入ることにしましたが、地下牢があるんだからデッキトップに屋敷が溜まることを恐れすぎる必要はありませんでしたね……素直に薬師の回転力に期待できるポーションからでよかったと思います。

まあでもダブルボトムだったから誤差だよ誤差!

さておきプラン通りにポーション-地下牢と買って、1番手の5ターン目、暗躍者の呪詛が蝗害、デッキトップから廃棄されたのはポーション。
さすがにポーションを買い直すのは遅いと判断し、そこからは雇人を1枚だけ買ってお金プレイに舵を切りました。

呪詛が飛び交う中、点数を先行して、運良く2位。
1位は2巡目にゴーレムを入れた1番手の方でした。

2回戦

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1番手 鼠取り-地下墓所
2番手(自分)鼠取り-地下墓所
3番手 カブラー-鼠取り
4番手 パス-地下墓所

ハンドは2-5。カブラーを買うこともできますが、3ターン目に引けなければ仕事をするのは5ターン目、ネズミが増えれば変容でいつでも取れるカードなので、初手から入る必要はないと思いました。
変容も初手で入るメリットをそこまで感じず、3ターン目に引かなければという点でもカブラーと変わらないので、初手は鼠取り-ネズミで。

……と考えていたところ、4番手がパス、1番手が地下墓所。さらっと4人5-2であることが判明したわけですが、さておき。
これは3人で地下墓所ステロをして、コンボを表明した3番手を轢こうという結託プレイのお誘い……。
地下墓所ステロ自体はまあまあくらいの速さしかなく、コンボも遅くなさそうな場だけに悩みましたが、結局乗ることに。地下墓所購入。

結果は4位。まあ、ステロはね。
3ターン目にカブラーを引いてコンボを組んだ3番手が1位でした。

3回戦

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1番手(自分)採集者-採集者
2番手 密猟者-倒壊
3番手 採集者-採集者
4番手 密猟者-採集者

造幣所で上手く圧縮できる想像ができず、採集-採集から入ってしまいましたが、結論から言えば、密猟者-倒壊でしたね。
倒壊で屋敷を飛ばすだけで無理なく造幣所圧縮できる形が見えますし、悪人のアジト→悲劇のヒーローで白金貨獲得→造幣所で増やすという流れを考えても、序盤から5金を出力していく初手が必要でした。

とはいえ、8ターン目まで屋敷が2枚残っていて5金出ていないのは、ちょっとゲームに参加できてなさ過ぎたかな……。

悪人のアジトが枯れた状態から、10ターン目にヴィラ、悲劇のヒーローを2番手が枯らして3山終了。
屋敷を廃棄できていなかったので、おこぼれで3位。

4回戦

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1番手 騎士見習い-生贄
2番手 騎士見習い-生贄
3番手(自分)生贄-騎士見習い
4番手 生贄-騎士見習い

初手、片方は騎士見習いでいいとして(※)、相方は道具か生贄か。道具の2ドローでトラベラーを引いても、そのターンに使えるわけではないので、初手は圧縮から入る方が無難かなぁと思って生贄から入りました。
全員同じ初手でスタート。

※「回るデッキを組んでから騎士見習いを後入れ」という意見を見かけたので、ちょっと生贄-道具から回してみましたが、確かに悪くありませんでした。構築に意識を優先できる、そちらの戦略の方が安定するかも知れません。なかなか手順を考えさせられる興味深いサプライですね。
なおウォリアー

問題はトレジャーハンターが、5ターン目4番手銀貨1枚獲得、6ターン目1番手銀貨2枚獲得、2番手銀貨3枚獲得、と手番が回ってきて、銀貨4枚獲得してしまったこと。こうなると、圧縮が貧弱な場なのでデッキは分厚いわ、次からもう8金出るわで、構築どころではありません。
やむなく属州先行しましたが、これしかなかったのかどうか……トレジャーハンターを打たない選択肢はありますが、次巡もデッキが回るかは引き次第といった状態だったこともあり、トラベラーの遅れを取り戻せる自信がなかったんですよね……。

せめても属州を先行した分、馬上槍試合を早く揃えられればやりようもあったのかも知れませんが、1枚だけ入れていた馬上槍試合は無情にもウォリアーで廃棄されていきました。
銀貨が少なくコンボを組んだ1番手4番手がワンツーで、3位。

5回戦

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1番手 銀-香辛料商人
2番手 衛兵-岐路
3番手(自分)香辛料商人-愚者

何名か途中でドロップした方がいたので、最終戦は3人戦。

オチは15ターン目まで銅貨を廃棄できなかった香辛料商人でした。

ということで

2-4-3-3-2で、本戦は32人中26位という結果でした。

反省すべき点は勿論反省すべきですが、それはそれとして、さすがに今日は運悪かったかな……まあ、どうしようもないことなので、言ってもしゃーないんですが……。

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