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ケヴィン・デュラント、渡邊雄太について語る

ケヴィン・デュラントが、自身のポッドキャストの「The ETCs with Kevin Durant」で渡邊雄太について話していたので、その部分を訳しました。KDがツィッターを通して友人になったエディー・ゴンザレスさんがKDと一緒にホストをしています。

KDはゴンザレスから渡邊雄太について聞かれ、急に目を輝かせてこの笑顔になりました。すごく嬉しそうです。

ゴンザレス:「彼は今スリーポイント%でリーグをリードしている。彼はあなた達にとってアメイジングだ」

KD:「私たちは雄太について1時間はしゃべる事ができる」

ゴンザレス:「わたしは18番のジャージが必要だ。買わなければならないと思う。彼はナイスだ。彼は与えられた役でチャンスを掴んでいる。ビッグガイでエネルギーと共にディフェンスをする。レイカーズ戦で見たけど腰にアイスパックを当てていた」

KD:「この時点で私は彼にちょっとリラックスしろと伝えなければならないと思う。なぜなら、彼はいたるところで飛び回っている。私が見上げると雄太がフロアに倒れているんだ (笑) 彼は誰かをひっくり返している (笑)」
 
ゴンザレス:

KD:「そして彼はリバウンドを追って倒れて、またすぐに飛んで戻ってくる。私は”私はフロアにお前が必要なんだ、ブロ。お前がハードにプレーするのを知っているが、いくつかのポゼッションでは少しジャブ(牽制)して次の機会まで待つんだ”と伝えようと思っている。でもそれは彼が私を無視する何かなんだろう。なぜなら彼はすべてのポゼッションですごくハードにプレーする。彼は正しい場所にいると思う。動きのファンダメンタルがパーフェクトなので、今ジャンプショットはソリッドだ。私は彼のためにうれしく思う。どんな形の機会が得られるかもわからずここに来て、役をとてもはやく見つける。私にとってはそれがNBAというものだ」

ゴンザレス:「彼は今自分のためにいくらか金を稼いでいる」

KD:「Yeah」

ゴンザレス:「ノンギャランティー契約だと思う。それで彼は間違いなくローテーション・スポットに入っている」

KD:「Yeah」

ゴンザレス:「彼をそこから外すのはむずかしい。スリーから50%決めているのであれば」

KD:「Yeah。もし私たちが彼をロックダウン(契約して出さないようにする)しなければ、多くの人が彼を欲しがるだろう」

ゴンザレス:「彼はとてもハードにプレーするので、今年はじめに実際に自分のバスケットにダンクした(笑)」

KD:「Yeah (笑)」

ゴンザレス:「わかるけど、あれは(ボールを)キャッチしなければならない (笑)」

*ゴンザレスさんが言っているのはこのプレーです。

ここで渡邊選手の話題は終わりです。2分ほど話していたと思います。

でもあのKDが渡邊選手の話題になったら急に目を輝かせて話し出すのはすごく嬉しいですね。まるで自分が褒められているかのようで興奮してきます(笑)

また、渡邊選手はいろいろあったネッツの中でもポジティブな話題のひとつになれます。ネッツのPRもどんどん渡邊選手をプッシュするべきです(個人的希望)。

そして、ここでの大きなポイントは、KDが「もし私たちが彼をロックダウンしなければ、多くの人が彼を欲しがるだろう」と言っていた事です。これはKDが現在ノンギャランティー契約の渡邊選手との契約を望んでいると言ってもいいのではないでしょうか。これでおそらく彼はロスター15人目として契約できるでしょう。ただ今シーズンのネッツはタックスが$98Mと多すぎるので、ケガなどのリスクを少しでも回避するために、契約はギャランティー日ギリギリの1/10まで待つと思われます。

それに渡邊選手がこのまま残りシーズンでスリーを4割以上で決め続けられれば、ダンカン・ロビンソンやダヴィス・バータンスの年間$16M以上の契約ができてもおかしくはないと思います。特に渡邊選手は彼らとは違って守備ができるので、チームにスモールにもビッグにも展開できる対応力ももたらす事ができます。ベストケースのシナリオでは、チームに貢献し続けてFAになることです。そうすれば、3+1の4年目チームオプションの$64Mくらいはいけるのではないでしょうか。ひょっとしたら八村選手よりも大きな契約を手にできるかもしれません。実際はMLEの$10M以下になるとは思いますが…

ESPNのザック・ロウも、渡邊選手の事を「良い選手」で、後はシュートが決められるようになるといいと分析?していましたし、ESPNのブライアン・ウィンドーストも、ネッツがハーデン/エンビード/マキシィをケガで欠いたシクサーズに負けたのは、ハードプレーする渡邊雄太がいなかったからだと半分ジョークを言っていました。このように全国区のザックやウィンディーやスーパースターのKDの口からも渡邊選手のポジティブな事が出はじめています。このまま調子を維持できれば、この先も確実にNBAに居場所を得る事ができるはずです。

渡邊選手のポテンシャルはそれだけではありません。渡邊選手はかなりスマートだと思うので、引退した後もNBAのフロントで十分に活躍できるのではないでしょうか。渡邊選手のNBAでの未来は明るいと思います。


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