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ルカ カイリー ダラスマーベリックスはプレイオフで勝ち上がることが出来るか!?

今回はこのNBA FAST BREAK も77回目ということで、77、ルカの背番号にちなんで、ダラスマーベリックスについて話していきます。

今シーズンもあいかわらず、MVPクラスの活躍をみせるルカドンチッチ。


カイリーも怪我から帰ってきた2月のトレードデッドライン前後は7連勝と素晴らしい数字を残すも、オールスター明け、少し調子を落とし、連敗が続きはしましたが、現在は4連勝のあとOKCの敗戦を挟んで3連勝中とまた調子を上げてきています。


しかし、順位は強豪ひしめくウエストということもあり、現在、8位
5位のペリカンズまでは2G差なので、プレイオフ確定順位に滑り込める可能性はまだまだあります。

5位のペリカンズ、6位サンズとのスケジュール比較で言えば、ダラスの方が下位チームとの対戦が多いので、有利かも知れません。

昨シーズンはカイリーが移籍してきたばかりということもあり、うまく噛み合わず、プレイオフを逃したダラスでしたが、今シーズンはトレードでPJワシントンやギャフォードを獲得し、指名権も出して、オールインしているとも言えるダラス。

ファイナルと言わないまでもカンファレンスファイナルくらいの結果が欲しいところです。

まあ、今シーズン結果が出なければ、おそらくキッドは解雇だろうし、ルカがトレードしろとは言わないまでも、チームに対してかなりプレッシャーをかけるかも知れません。

ということで、ダラスはこのプレイオフで結果を出さなければいけない状況というわけです。

ルカ、カイリーを含めて、ダラスはどういう風にチームでジャンプアップしていく必要があるでしょうか?

プレイオフでは、オフェンスももちろん重要ですが、ディフェンスが結果を左右します。

ダラスが結果を出すためのディフェンスでのポイントを3つ用意したので、それについて話していきましょう。


ローテーションについて


1つめはプレイオフのロスター、ローテーションをどうするか?です。

現在、怪我人もなくチームの主力が揃っており、最近の試合を見ても、ほぼ、9人で回しているので、プレイオフも同様な形でいくでしょう。

スターターは、ルカ、カイリー、PJワシントン、ギャフォード、デレックジョーンズJrで固定しているので、このままだと思います。

以前はジョシュグリーンとデレックライブリー2世がスターターでしたが、この二人をスターターから外してから、今の連勝が始まったのもあり、これは変えないでしょう。

控え選手の出場時間で言えば、ティムハーダウェイJrの出場時間が減り、ダンテエクサムの時間が増えてきています。


エクサムは今のダラスに待望されていた「繋ぎ役」となる選手として、今シーズン活躍しています。

エクサムも大きな怪我を乗り越え、海外リーグでもプレイし、NBAに帰ってきており、かなり苦労して、今の立ち位置にいるので、頑張って欲しい選手の一人です。


エクサムには、少しタイプは違うけれど、2022年のプレイオフで3人のハンドラー(ルカ、ブランソン、ディンウィディ)を擁して、カンファレンスファイナルまでいったチームでのディンウィディ的な活躍を期待されていると言います。

ダラスはご存知の通り、ルカに全てのオフェンスが集約していることもあり、アシストのほとんどはルカについています。

そんな中、オールスターブレイク後、ルカ以外の選手が5アシスト以上記録した試合が5回あり、その3回はエクサムが記録しています。

得点もルカ起点に始まるので、ルカへの負担を軽減させるためにも、エクサムがアシストや得点で散らすことが、プレイオフではより重要になるでしょう。

デレックジョーンズJrはPJワシントン加入後プレイタイムが減少しましたが、現在はPJとペアでオフボールローテーションディフェンスでダラスのディフェンスを担っています。


ダラスは、ルカやカイリーがディフェンスの穴となっており、カバーを他の選手がする必要があるので、ローテーションディフェンスでの彼らが重要な役割となっています。


5アウトチームへのディフェンス

2つ目は 5アウトチームへのディフェンスです。

ダラスの今回の連勝は相手チームにしっかりとしたセンターがいるチーム相手であるということも影響しています。

5アウトが基本のチーム相手にギャフォードやデレックライブリー2世のようなプレイヤーが外に出されてしまう場合のディフェンスをどうするか?が課題として残るところではあります。

デレックライブリー2世はまだルーキーということもあり、ディフェンスのローテーションへの対応には不安が残りますし、そもそも、彼は5アウトのチーム以前にまだ、NBAの名だたるビッグマンに対抗出来るレベルではないこともあります。

先に出た2022年のカンファレンスファイナル進出時は、ドリアンフィニースミスjrやレジーブロックといったウイングディフェンダーがいたことが、かなり助けにはなりましたが、現在はまだ、彼らの抜けた穴を補完するには至っていない印象。

現在のロスターのメンバーでいうとマキシクリーバーとかが代わりにってはなるけれど、ここもなかなか厳しい状況だし、ルカはそこまでボールがスイングしていくのを追ったりはしないこともあり、この問題の解決には至っていません。


ただ、最近のルカはディフェンスへの意識がかなり向上していると見られていることもあるし、プレイオフともなれば、足を動かして、追っていくかも知れません。
ただ、そこ動きがルカの体力を削っていくので、なかなか難しいところです。

ルカのディフェンスへの意識

3つめは、2でも少し話しましたが、ルカのディフェンスの強化が重要になります。


彼はリーグでも支配的なオフェンスプレーヤーですが、カワイレナードのようなディフェンスでも、その脅威を発揮出来る2wayプレイヤーではありません。

ただ、プレイオフまで来て、俺はオフェンスだけだからみたいなことも言えるはずもないし、アメフトみたいに攻守のプレイヤーが入れ替わることもありません。

いくらルカが1人で70点取ろうが、出ている時間で相手に80点取られれば勝てない。


そうなると、当たり前ですが、出ている時間での失点を減らしていかなければいけないわけで、ここの問題を解決しないことには勝利は無いのです。

先日のユタ戦ではルカのスティールからデレックジョーンズJrのアリウープを引き出したプレイも含めて、最近のルカのディフェンスはかなり向上してきて、足もしっかりと動いています。

あとは、コーナーへのローテーションディフェンスなど、チームとして決まっていることに一貫性を持って対応する必要があります。
ダラスとしては、それでルカのオフェンス力が下がった場合は、エクサムやティムハーダウェイJrらをうまく活用し、チームで打開する方法を見出していく必要がありますね。


今シーズンのプレイオフへの展望

最後にダラスのプレイオフでの展望ですが、現在、順位が流動的であるので、なんとも言えないところはありますが、現在の順位8位に当てはめていくと、1位のOKCだとすると、シーズン成績は1勝2敗。


直近の試合で敗戦はしてますが、この試合はルカがいなかったし、12月の敗戦時はカイリー不在で、メンバーもグラントウィリアムズとかセスがスターターにいるので、今とは全く別のチームと言えます。

7戦までもつれる可能性もありますが、勝つチャンスはあると思います。
勝ち上がった先はペリカンズとクリッパーズの勝者との対戦。
対戦相手としては、クリッパーズの方が相性が良いかもと思っています。
対戦自体はクリッパーズが勝ってますが、シーズン序盤が多く、あまりデータとして意味がないと思ってしまいます。

2018年ドラフト1位のザイオンとの対戦もファンとしては見たいですが、イングラムがプレイオフに帰って来れるとした場合だと、総合的に見て、ペリカンズ有利かな~

さあ、あなたは今シーズンのダラスはどこまで行けると思いますか?
ぜひ、コメント欄で聞かせてください。


PS
さあ、今回はダラスマーベリックス、ルカはプレイオフで勝てるのか?
これについて考えてみました。

個人的には、今シーズンのプレイオフはペリカンズが来ると思っているところもあり、ダラスはフィニッシュした順位にも、もちろんよりますが、ウエスト自体に強いチームが多すぎるので、厳しい戦いにはなると思っています。

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・バッシュ Curry4 フロトロ
・NBAファン歴は'95-'96シーズンから'92年のシカゴ ブルズ vs ポートランド トレイルブレイザーズのNBAファイナルをテレビで観て、こんな世界があることに衝撃を受けました。その後、マイケルジョーダン 1回目のカムバック'95-'96 シーズンからNBAの虜に。
仕事が忙しく、見られないシーズンもありましたが、2013年から仕事で独立し、自身の会社を経営しながら、毎日NBA三昧の日々。

ゴールデンステイトウォリアーズのバスケに魅せられて、完全なるDubNationに。※DubNation・・・ウォリアーズファンの意味です。

ステフィンカリー 、クレイトンプソンも、もちろん好きだけど、熱いプレーでチームを引っ張り、時には混乱させるドレイモンド グリーンの大ファンです!!

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R.I.P Kobe&Gianna 2020/1/26

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