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気持ちの中では冬が終わりました。

 2月に入っちゃいました。そしてプロ野球もキャンプが始まりまして、J1リーグはあと三週間弱で開幕します。

 つまり、春だ! 寒いけどもう春なんだ。特にプロ野球のキャンプの様子なんかは連日JSPORTSで中継してるのを見てるので、強制的に冬が終わった感じになります、気分的に。

 で、2023年シーズンに入ってしまう。わたし、去年野球見に行ったのに写真投稿してないのよ。今出しとかないと完全にお蔵入りになるのよ、ってことで唐突に去年シーズンの話をします、とりいそぎ。

 まず、今年の話ね。今年は広島カープが10何年ぶりだかでユニフォームを刷新しまして、発表された直後に予約開始したので買いました。



 ビジターデザインです。赤on赤。わたし、この赤この上なく好き。赤に光が当たってきらきらしてる、そういう赤もホント好き。という理由でいたく気に入っています。背番号の視認性についていろいろあるようなので今後改良されるのかな? 個人的には色合いはすごく好きなのでこれのデザインのグッズ各種はついつい買ってしまいそう。

 それ以外の部分でいうと、生地そのものがメッシュになっててたぶん去年までのよりも夏が楽なデザインだと思う。去年までの生地も好きなんだけど、夏は暑かったですよね、詰まってて。ある種、高見えするのは去年までのかもしれないけど今年のは軽めなのでオールシーズン使うことを考えるといいなと思いました。

 参考までに去年までのハイクオリティユニフォームを。


 これも愛着あるけど、赤赤が好きすぎて新しいのを着るのが楽しみ。グッズカタログ見る限り今年はレプリカユニフォームっていう区分がないみたい。去年までのだとネームと背番号が↑みたいなワッペン仕様じゃないプリントの仕様のもビジターの球場の売店なんかでよく見かけていて。値段がちょっと安めだったので気が向いて買えるくらいの感じだったけど、今年はそのラインナップはないのかな?というかんじでした、あくまでもカタログに載ってなかったということだけど。

 で、本題。去年の写真。今年になったら載せられないっていうのはこういうこと。今年は坂倉選手がキャッチャーに専念する、ということなので、サード守ってる姿はまあ見る機会がないのだろう、ということ。

 私が去年撮った写真で自分的に「いい写真撮れた」っていえるのが横浜スタジアムで撮ったこの一枚。

 これに尽きる。これが感涙するレベルのいい写真っていうふうに感じることを写真だけで伝えるのは難しいね。「わたしの推しと推しが笑顔でしゃべってる」という写真です。もうちょっと説明要るね。

 手前、横浜DeNAベイスターズの三塁コーチの田中浩康さん。(選手ってつけそうになった)そもそも広島ファンの自分がそれを差し置くくらい応援してた方。引退されてベイスターズでコーチになって、ここに立ってるのは2022年から。

 かたや、カープの推しの坂倉選手、もともとキャッチャーなのですが、2022年は三塁を守ることが多かった。なので顔が合う場所にいるので、一枚におさめたいなー と思ってた。上の写真はたまたまこの日雨で、マウンドが泥だらけで試合を少し中断してマウンドに砂入れたりしてたとき、その様子を見に行って戻ってきた坂倉選手に浩康さんがなにかしら話しかけてたとこ、なのです。

 何年も野球見てるとこういうとこに幸せ感じるんだなー と思ってしまった。同じチームじゃないから話をしてるところを見るのは稀。坂倉選手はカープのこれからを間違いなく背負ってく大事な大事な「うちの子」なので、そういう選手にカープ差し置いて応援したような元選手(というか大先輩というかんじか)の人が声かけてくれてるのは無性に嬉しいわけ。

 ちなみにこれを撮った日の試合前、守備につく坂倉選手が浩康さんに帽子とって挨拶してたんだけど、私そのときお弁当食べはじめようとしてたときだったので

ピントが間に合いませんでした。割りばし片手に持ったままカメラもってシャッター押したらこんなだよ。

笑顔の残り香はあったので良かった。このとき私の顔はへらへらしてたかもしんない。

 ちなみに別の日の横浜スタジアムで同じシチュエーションのとき。

坂倉君ごめん。なんかものすごく「おぬしも悪よのう」「お代官様こそ」って言ってるときの表情にみえる瞬間にシャッター押した。企んだ笑顔になっとる。

いや、和やかに笑顔で挨拶してただけなんですけど。浩康さんもヘルメットとって頭下げてくれるの、なんかありがたい。そういうのは現場の方にとってはあたりまえの光景なのかもしれないけど。引退されてから一年ほど早稲田大学でコーチされていたので、そのときの学生さんと同じくらいの年代だよな、坂倉選手って、とふと思った。

 今年は坂倉選手はキャッチャーでいく、ということなので、おそらくこの写真、去年だから撮れた写真になる、ことになる。なんかね、自分で年月の移り変わりをすごく感じました。長らくカープの中で「推し」を決めなかった自分、そのころに応援してた「ほかのチームの選手」(それくらい、いろんな意味でのいいところを球場行くたび見せられてきたということ)が、この子にこのチーム託したいなーと私が思って解禁した、久しぶりの「カープの推し」の選手とこうやって同じグランドに立って目の前で笑顔でコミュニケーションとってる、という場面。昔の自分と今の自分とこれからの自分の視界、みたいなものが一枚のお皿の上にのってるみたいな感覚だった。

 カープのいちばんの推し、っていうと自分にとっては特別の特別、くらいの存在なので。自分の中で完全にチームの核になってほしい人、この人を中心に物事まわってほしいと思う人なので、現在MLBに所属している前田健太選手や鈴木誠也選手にもつけなかった称号みたいなものなので、野球の能力だけでなく期待してる部分がものすごく大きいということだし、期待できると思っている、ということです。チームが三連覇したところから一度落ちて、そこから上がってくるっていう状況下なので、優勝を心待ちにしてたあの頃とはちょっと期待している物事の意味合いが違うの。

2022年お気に入り写真の一枚。坂倉選手、いつぞやの新井さんみたいなことやってた。

 「この人」って選手がいると観戦は確かに一層楽しくはなる。しかしそうなってくると出てくる問題が、「グッズ予算」だったりします、サッカーも見るしこっちもグッズ買うし、予算が倍になることはないのでどう振り分けようかと新しいグッズが出るたびにうなってる。

 ↑今年のカープグッズカタログの表紙めくったとこ。いきなり新井さんが吠えてるから面食らった笑

 新井さんが監督になる、って噂段階で記事になったのを見た時には「またまたそんなウソみたいなこと書いて」って本気にしてなかったんです、新井って言っときゃみんな納得すると思ってんな? くらいの感じで笑

 そしたら本当に監督に就任したからびっくりしたわ。難しい時期かなあと思う。三連覇した頃とチーム状態が全然違うし、あの頃の勝てる雰囲気ががらっと変わっちゃってて、そういうチームを指導経験がない元選手がたばねていくのって簡単な役割ではないし、誰でもできることじゃないと思ってるから。

 だけど人気のある人だしねー、カタログ見てもわかるように、監督の単独のグッズがある、っていうのはなんかすごいことなんですよ、新井さんが人気があるからってことなんだけど最初のページから監督グッズ載ってるってすごいなと。

 ていうか、選手のうちわのコーナーにも監督のラインナップあるのね、期待の表れだわ。新井さんの場合、もしかしたら選手より人気あるかもしれないという気もするのでまあ納得なんですが…

 このページを見てるときに夫は言いました。「で、この ♡♡しょうご♡ ってうちわ、もちろん買うんでしょ?」と。

 坂倉君アイドル枠。確実に出世してる(感涙)。自分がこれを持って観戦にいくところを想像してみました。まず、ほかのうちわよりサイズが大きいんだよね、これ。だからカバンに入れるにもどのカバンで… うまく入れないと敗れる傷つく骨組み曲がる… 野球見ながらだと、どうしてもどうしてもチャンスで叩いてしまう気がする(野球観戦行く方は想像しやすいでしょうが、ランナー二塁の時に外野を越える当たりが出た! って場面だったら、手にうちわ持ってたら確実に叩く対象になるよね、そりゃ。)

 チームの調子が悪い試合だったら、たぶんうちわを縦にして叩くな。うちわの面のとこじゃなくて、なんていうんだろ、うちわで風圧を感じない方向で切るように(これで伝わる??)してカバンとか叩いてそうなとこが想像できる。

 つまり、どんな試合に持ってってもぼろぼろにしてしまうやん。

 あ、でも、「しょうご」って平仮名だから秋山翔吾選手を応援するときにも使えるね!と言ったら、キャッチャーって書いてあるじゃん、と返されました。確かに兼ねる性質のもんじゃないわこれは。

 まじめに考えるのは、カメラ持ってくせいで普段から応援用のカンフーバットはもっていかないんで(バッターボックスに立ったらどう考えても応援グッズ手にしないでカメラ構えてるから)使いどころ、どこだろ、ってなるわけ。もう、完全に飾る用だなー。

 ふと思ったんだけど、サッカーってこういう感じのグッズってあるのかな?と。自分が気づいてないだけであるのかもしれないけど、個人的に「まさと」っていうのをサッカーに持ってって森重真人選手の応援に使えるだろうかとか(「番号違う、どういうこと?」ってなるやつ)

 今年はまだカープグッズをオーダーしてないので、ゆっくり考えようと思います。あ、カープ坊やが新井さん的ガッツボーズしてるデザインのグッズは買うと思う。

 最後におまけ。

 この写真は2016年9月10日のもの。25年ぶりにカープが優勝して、新井監督(当時は一塁手)が胴上げをされてるとこ。これ、監督の姿でまた見たいね。

 ちなみにこの日の写真をしばらくぶりに見返してみたけど、この年が一年目だった西川龍馬選手なんかもうつってますが、今と全然変わってなかった笑 初々しいとかっていうより年齢重ねた感がよくわかんないくらい今と印象同じ。6年以上経ってるはずで、結構年月経ったんだなあと思ったんだけど… 坂倉選手が入団してくるのはこの年のドラフトで、ですからねえ。そう考えると結構経ってるんだけど。

 優勝した瞬間は、私、一塁にボール返ってきてゲームセットだと想像してたから新井さんがボールキャッチするとこ撮りたくて待ってたんだけど、当然ちゃ当然なんだが前方のお客さんが一斉に立ち上がったのでお客さんの後頭部だけがうつってました。まー そりゃそうだね。

 この日の写真だと、結構ジャイアンツファンの方たちも笑顔で拍手してくれてる姿が写っていて、なんか無性にありがたいなと今更思ったり。自分はほぼビジター球場にしか行かないので、そこを本拠地にしてるチームのファンの方にいわば迎えてもらってる立場でどこのファンの方もみんなやさしいよなーって印象しかないから、どこどこのチームやファンはあんまり好きじゃないみたいな話が結構悲しくなるかんじ。普段親切にしてもらったり、失礼も許してもらってると思ってる側なので。こういうのは野球にかぎった話じゃないけどね。

 強引に話をまとめると、ついに春が来ちゃった、ということです。野球だけ見てた時期に比べると冬が短いの。サッカーの方が野球より先に始動してあとに終わるから自分の頭がオフになる期間はだいぶ短くなった。

 Jリーグの方はもう初戦の日のイベントはこんなだとかスタジアムグルメがこうだとか発表されていて、気持ちがだんだんシーズンインしていく感じ。観戦にもってくカメラのバッテリー、充電しなくっちゃな。

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