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いとおかし、いとおかし 学際版1

ええっと、FBはつぶやき用とすべく、長くなるものはこっちに集約して書くことにしました。

「救済=きゅうさい」はありえない

発音から

お経(漢文=2世紀~8世紀の中国語)として、アーカイブされた文字を、音読して、「釋尊の教え」をその場で聞いているように聞く、というのが仏教のスタートでゴール。

なら、どういう音で読むかはむちゃくちゃ大切でしょう。

来年33回忌を迎える、明治生まれのバアチャンは、近所の月参りにいくのに門徒さんの住まいを「○○アバートの二階やで」と教えてくれたっけ。

のちにこれが、「apartment」からきたコトバで、アパルトマン(フランス語)の影響をうけた、一部屋一部屋別れている集合住宅、という意味であったと知る。

バアチャン、それ「アパート」だね。アバートはaboutだったねと、年回の法話にいれるつもり。

で、そこから、今不動産業界で、アパート・マンションと並べて言うのは「木造と鉄筋」の区別だと思い込んでいたことも間違いだと知る。

マンションも和製コトバなんだね。

このように音義を学ぶと視野が広がる。学ばないと、誤った解釈に慢心していうことが多くなる。

三部経は「呉音」だから、称名は「呉音」

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