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先延ばししがちなタスクは、翌日の仕事道具をデスクに置いたら、解消!

やりたくない種類の作業は、着手せずに先延ばしして、溜まってしまいませんか?
「道具を机上に置いておく」ことと「少しだけ着手して中断する」ことで、問題がかなり解消されました。

先延ばしで困っていた私。

書類の取り扱いが苦手でした。

「この書類は、何を意味しているのか?」理解するのに時間がかかる。
分類して整理するのも、イヤ!めんどくさい!
書類への記入も苦手、、

「まぁ、明日でいいか」の先延ばしが積み重なり、職場でも家庭でも書類の山が積まれていったのでした。

職場も家庭も、まさにこんな感じの山積みが日常

この記事を書いてる「なずな」って、どんな人?

自己紹介が遅れました。
なずな、と申します。
「考えとモノの解きほぐし屋」と、名乗っています。
具体的には、【散らかった持ち物や混乱した考えを、分けて整理する手伝い】活動をしてます。

また、ちょっとした工夫で日々の暮らしを快適にする方法を、音声配信やSNSで発信しています。

私は発達障がいのADHD当事者で、ケアレスミスがとても多いです。
言い間違え・書き間違え・入力間違えも多く、本人は気を付けているのにうっかり間違える日常を送っています。

仕事上では、ポンコツぶりを大いに発揮しました。
最初に入社した会社で配属された部署が、よりによって「精緻な正確さを求められる職種」で、周囲に多大なる迷惑をかけました。その経験を踏まえ、正確さをできるだけ求められなそうな(と私が勝手に想像した)職種へ転々と転職しました。
しかし、アレコレ経験したどのような職種でも、一定以上の正確さを求められる。その最低基準に、どうにも達しない。

「このままでは、仕事もプライベートも、どうにもならん、、、!」
ワラにもすがる思いで、本を読みウェブで検索しました。
(SNS以前の2000年代初頭の時代です)

読書と検索で得た知識・工夫を片っ端から試して取り入れながら、サバイブしてきたのでした。

「フツーの人」になれない自分を責め、道に落ちてる武器を拾って、まずは真似して試して、それでも生きてきました。
それらの工夫や経験を活かして、発信したり、困りごとの解決の糸口を探しています。

更に詳しい自己紹介は、今後に、別の記事にまとめたいと思っています。

めんどくさいコトをはじめるために

仕事上でも困っていましたが、プライベートでも先延ばし癖に悩まされていました。

  • 自宅のダイニングテーブルの半分以上の面積に、書類やら何やらが積まれていました。

  • 確定申告や市役所への提出書類も、なかなか書き出さず。税金支払いの銀行口座の自動引き落とし設定も、めんどくさくて動かず。

  • 当然、モノが見つからなくて探す時間が増え、もう、パニックです。

解決できそうな工夫を探していたところ、見つけました!
取り入れてみたら、かなり解消されました!

ここでは、私が特に苦手な書類の取り扱いについて書きましたが、あなたにとってややこしくて面倒で先延ばししていることの何でも、いけると思います。

その方法は、このようなものです。

  • その日の仕事を終えるときに、「先延ばししがちなの仕事の道具」をデスクの上に置く。

  • PCでの作業の場合は、ショートカットを作って置いたり、デスクトップメモに行う作業を書いておく。

  • できれば、その日のうちに「先延ばししがちなの仕事」を始めて、5分から10分程やって途中でやめる。そして道具を机上に置いておく。

  • 機密上の職場のルール等で机上に置けない場合は、翌日やることをフセンやメモに書いて机上やPCディスプレイに貼っておく。
    (人から見られても良い文章で。)
    私の場合、文字サイズがかなり大きい方が効果がありました。

Twitterでチラリとツイートしたところ、見てくださったり、試して取り入れてくださる方もいました。

なんで、仕事道具を置いておくだけで、スムーズに始めやすくなるの?

このテクニックは、「ツァイガルニク効果」を応用しています。
ちょっとだけ手を付けたことは、終わらせないとモヤモヤ・ムズムズと変な感じがするのです。
少し難しくなりますが、「ツァイガルニク効果」とは、未完了の課題に対しては、高い緊張状態が続くために記憶に残りやすいことです。

ドイツのゲシュタルト心理学者クルト・レヴィンの「人は欲求によって目標指向的に行動するとき 緊張感 が生じ持続するが、目標が達成されると緊張感は解消する」という考えに基づき、リトアニア出身で旧ソビエト連邦の心理学者ブリューマ・ゼイガルニク(1901年11月9日 - 1988年2月24日)が「目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」との事実を実験的に示した。

Wikipedia「ツァイガルニク効果」

業務(タスク)を開始してから終了するまでは、目標が達成させていない未完了の状態なので、身体の緊張状態が続きます。
業務が完了すると目標が達成されるので、緊張状態から解放されます。

高い緊張状態が続くので未完了の状態の対象は、記憶に残りやすいとされています。

加えて、目標達成が完了していないことで、態度や行動の自由がおびやかされ、自由になりたいという気持ちが高まっています。
「早く終わらせちゃいたい!」という気持ちになるのですね。


「ツァイガルニク効果」未完了の課題は、記憶に残りやすく緊張状態にある。

お金もかからないから、試しにやってみよう

このテクニックのいいところは、この2つだと思います。

  1. 簡単に試すことができる

  2. 無料で試すことができる

失うものは無いので、何度か試してみて、あなたに合わなければ別の方法を探ればよいのです。

(※ただし、小さなお子さんや元気なペットがいるご家庭では、仕事道具の置き場所にご注意くださいね。)

なかなか取り掛かれない業務の仕事道具をデスクに置いてみる。無料です!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
他にも効果的な工夫を知っていたら、お教えくださいませ!
私も試してみたいです。

【参考サイトのURL】

Wikipedia ツァイガルニク効果
Chatwork 「ツァイガルニク効果とは?意味や例、メリットやビジネスでの活用方法を解説」

【この記事に関連する音声発信のURL】

音声配信stand.fm
「#013 朝からやる気が起きない、の解決法。モチベーションを自然にあげるには?」

https://stand.fm/episodes/646c8949fa9a6f8048460537

読んでいただきありがとうございます!とても嬉しいです。 このnoteは、「ちょっとした工夫で日々の暮らしを快適にする方法」と「私が学んだこと」を発信していきます。 一緒に学びましょう! サポートをいただけるのであれば、勉強代として今後のアウトプットのために活用いたします。