ガッド=ドラムスの神降臨間近に
生中継&アーカイブ配信もあるようです。
「ブルーノート東京」は全てソールドアウトですが、系列の「丸の内コットンクラブ」や地方公演は、まだまだ予約できるかもしれませんね。
***
公演詳細情報
STEVE GADD BAND JAPAN TOUR 2024
featuring MICHAEL LANDAU, TRAVIS CARLTON, JEFF BABKO & WALT FOWLER
スティーヴ・ガッド・バンド JAPAN TOUR 2024
featuring マイケル・ランドウ、トラヴィス・カールトン、ジェフ・バブコ & ウォルト・ファウラー
DATE & SHOWTIMES
2024 1.14 sun., 1.15 mon., 1.17 wed., 1.18 thu., 1.19 fri.
1.14 sun.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
1.15 mon., 1.17 wed., 1.18 thu., 1.19 fri.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
※1.14 sun. 2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定
※アーカイブ配信視聴期間:1.16 tue. 11:59pmまで
※アーカイブ配信の内容はライヴ配信と異なる場合がございます。予めご了承ください。
MEMBER
Steve Gadd(ds)
スティーヴ・ガッド(ドラムス)
Michael Landau(g)
マイケル・ランドウ(ギター)
Travis Carlton(b)
トラヴィス・カールトン(ベース)
Jeff Babko(key)
ジェフ・バブコ(キーボード)
Walt Fowler(flh,tp)
ウォルト・ファウラー(フリューゲルホーン、トランペット)
***
世界最高峰ドラマーが帰還
さらに円熟味を増した神々たちの饗宴
2023年のスティーヴ・ガッド・バンド 10th ANNIVERSARY TOURは全公演満員御礼!
完璧なテクニック、唯一無二のグルーヴで“ドラムの神様”と称されるスティーヴ・ガッドが新年に帰ってくる。
※※※
スティーヴ・ガッド談義を時系列アーカイブス的に並べると…。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=745125055517212&id=100000591726100
1978年頃、故・深町純氏が招聘した「New York Allstars」というユニットで初来日した彼ら(サンボーンとガッド)の演奏は素晴らしかったです。
※※※
自身のオリジナル楽曲「トレイン(ズ)」を演奏する、「スバル・マウント・富士・ジャズフェスティバル2004」に出演した時の「ステップス・アヘッドwith スティーヴ・ガッド」
マイク・マイニエリ
(リーダー&ヴィブラフォン)
マイケル・ブレッカー
(ウィンド・シンセサイザー(EWI)~テナー・サキソフォン)
マイク・スタン
(エレクトリック・ギター)
ダリル・ジョーンズ
(エレクトリック・ベース)
アダム・ホルツマン
(キーボード)
スティーヴ・ガッド
(ドラムス)
※特に後半部でマイケル・ブレッカーが、ウィンド・シンセサイザーから、本分であるテナー・サキソフォンに持ち替えて、魂の熱唱“ザ・ラスト・トレイン”(この時点で、既に病に罹患していたのを自覚していたと思われます)を鬼気迫る迫力で奏で、そして、それに堪えるかのような超絶技巧を披露するエレクトリックギターのマイク・スタンとの掛け合いへと続くクライマックスシーンは、何度見ても感涙を禁じ得ませんね♪
※※※
サラ・スマイルが聴きたくなる秋の夜長。
ホールオーツの初期の隠れた名曲であるとともに、デイヴィッド・サンボーンのエモーショナルな名演で知られる楽曲でもあります。
エモーショナルにアルト・サキソフォンを吹きまくるサンボーンに対して、一見クールなヴィブラフォンを響かせているように見えて、実は秘められたパッションが随所に見え隠れする、マイク・マイニエリの随奏が素晴らしい♪
1977年に、ザ・ニューヨーク・オールスターズ名義で来日公演をした時のライブ録音盤での「サラ・スマイル」。
アルト・サキソフォン
デイヴィッド・サンボーン
ヴィブラフォン
マイク・マイニエリ
シンセサイザー
深町純
ピアノ
リチャード・ティー
ドラムス
スティーヴ・ガッド
他
既に、ニューヨークでは名を馳せていた、名うてのスタジオミュージシャンたちが、深町純氏のニューヨーク録音レコード製作を契機に、彼に働き掛けて来日公演が実現。
ただし、まだ日本では無名だったため、エコノミークラスのチケットで来日し、招聘の条件が、日本厚生年金会館でライブをする際にライブ録音盤を製作することと、それをFM東京で放送することだったそうです。
当時、YMOを結成する直前の細野晴臣氏が、FM東京でDJ番組を持っていて、私は、そこで彼らのことを知り、さらに、ライブ録音が同局で放送されることを知り、カセットデッキで待ち構えてエアチェックして何度も何度も聴き、さらに、ライブ録音盤のLPレコードを、何回も何回も聴きまくったものです。
出演者の中には、深町純氏やリチャード・ティー氏、マイケル・ブレッカー氏など、既に物故者となってしまったミュージシャンも含まれているので、今日では、二度と実現できない貴重な録音が遺されていることになります。
↑
後年、ダリル・ホールが、お気に入りのミュージシャンとライブ形式でセッションを展開した「ダリルズ・ハウス」シリーズより、スモーキー・ロビンソンとの共演によるサラ・スマイル&ソー・オン♪
ダリルも、いい意味で枯れた味のあるヴォーカルを、スモーキー・ロビンソンとともに披露しています。
サラとは、かつてのダリルのパートナーで作詞も担当していましたが、この曲は、彼女との破局が決定的になってからつくられたのだとか。
だからでしょうか、歌詞の内容は、サラとの別れを惜しむかのようなセリフが散りばめられていますね。
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
sara smile 歌詞
そして、ミュージシャンの宿命として、別れた相手のことを歌った楽曲では、完全に未練が無くなっても、それをずっと歌って行かなければならないというものがありますね。
たとえば、
愛しのレイラ
悲しみのアンジー
ヨランダ
等々
※※※
私自身の、フュージョン黎明期、その前はクロスオーヴァーと呼び習わされていた音楽の追体験でした♪
でも、この1年後に再び、真性フュージョンバンドのAlmost 「STEPS(AHEAD)」で再来日してもらった時の方がさらに嬉しかったですね。
いわゆる、マイク・マイニエリとランディ・ブレッカーの黄金コンビが復活して一緒に来日して、1979年の「深町純&ニューヨーク・オールスターズ」名義で来日した時の楽曲もやってもらって、超ゴキゲンでした♪
※※※
4年前に来日した、ステップス・アヘッド。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/steps-ahead/
この時は、かつてバンドがフュージョン全盛期に演奏していた「ベイルート」や「トレインズ」「ロックス」をやってくれて感激しました♪
STEPS AHEAD meets SOUL BOP
MIKE MAINIERI, RANDY BRECKER, BILL EVANS
featuring STEVE SMITH & TOM KENNEDY
ステップス・アヘッド meets ソウル・バップ
マイク・マイニエリ、ランディ・ブレッカー、ビル・エヴァンス
featuring スティーヴ・スミス & トム・ケネディ
2016 9.29 thu., 9.30 fri., 10.1 sat.
前年に、前身バンドの「ステップス」から「ステップス・アヘッド」に改名後のオリジナルに近いメンバー(Mike Mainieri (vibráfono), Eliane Elias (piano), Donny McCaslin (saxo), Marc Johnson (contrabajo), Billy Kilson (batería))でやって来た時は、コンテンポラリー・ジャズと称した、かなりモダン・ジャズ寄りの演奏のフュージョン要素少な目で、多少欲求不満でしたが、今回は、リーダーのマイク・マイニエリとともに、ランディ・ブレッカー御大が参加してくれたので(ちなみに、サックスのビル・エヴァンスは、故人となったピアニストとはもちろん別人ですが)、ゴキゲンなフュージョンナンバーを堪能することができました。
終演後にはサイン会も催され、アルバムにもサインを入れてもらえて大変ハッピーでしたね。
ヴィブラフォンの音色に魅了されたのは、やはり、マイク・マイニエリに尽きますね♪
そして、彼が唯一、ヴォーカルを披露した「ラテン・ラヴァー(Latin Lover)」が収録されているアルバム「Love Play」は必聴ですよ。
『ラヴ・プレイ』
https://www.amazon.co.jp/dp/B00000K21M/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_JXMqEbFSDJEJK
フュージョン全盛期で、プロデューサーから、アルバムにはヴォーカル曲が入ってないと絶対にダメだという要望によって渋々録音したそうですが、何とも味わいのある歌声で、意味深い歌詞を綴って(ラテン系のラヴァーに憧れるも、やはり成り切れない自分に対するもどかしさ。いつも、彼女に告白しようとすると、ラテン系の奴らが邪魔をするんだよなぁ。嗚呼、私もラテン系のラヴァーに成りたいと、私自身の過去の苦い経験を思い起こしながら)います。
彼のこの曲を初めて聴いたのは、細野晴臣さんがFM東京でDJを務めていた1970年代後半の番組で、「New York All Stars」名義で来日した、当時はまだ無名だった、フュージョン&コンテンポラリー・ジャズ界のスタジオ・ミュージシャン集団の特集でしたね。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2524277224268644&id=100000591726100
当時、勇躍単身で太平洋を渡って自身のソロアルバム
『On the Move』(オン・ザ・ムーヴ)
https://www.amazon.co.jp/dp/B002E1HJKC/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_PEMqEbHXPAPM0
を“ビッグアップル”New Yorkで制作した深町純をホストミュージシャンに、彼のアルバム収録時のコネクションを頼った新進気鋭の腕利きスタジオミュージシャンとして、
デヴィッド・サンボーン、
マイケル&ランディのブレッカー・ブラザーズ、
リチャード・ティー、
アンソニー・ジャクソン、
スティーヴ・カーン、
スティーヴ・ガッド
が当時は日本ではほとんど知られていなかったので、プロモーターが彼らを招聘する条件が、日本でのライブを録音してアルバム(もちろん当時はLPレコードを購入してますが)を出して、
『深町純&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ』
https://www.amazon.co.jp/dp/B002E1HJKM/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_rRMqEbN49DYQD
さらにその模様をFM東京で放送する(番組をエアチェックして、当時、最高音質を謳ったSONY製のフェリクロームテープにカセットデッキでドルビー方式により録音したものです)ことで彼らのギャラを捻出して、ただし旅費はエコノミークラスの飛行機で来てもらうという、かなり過酷な条件を飲んだというのですから、今では到底信じられない出来事ではありましたね。
※※※
先日の2月22日ネコ=ニャンニャンニャンの日に開催された、あさばみほバースデーライブでは、最前列の砂かぶり席でご一緒に応援できて、大変嬉しかったです。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=5865865343495827&id=100002172584772
特に、秀島さんが、平岡遊一郎さんの超絶技巧を凝らしたエレアコギターによる、まるでスラップベースのような奏法に感動されたり、マツモニカさんのグルーヴ感溢れるクロマティック・スケール・ハーモニカの調べに改めて感銘を受けたり、石川智さんの、右手でスティーヴ・ガッド張りの超高速ドラミングを展開しながら左手でラテンのコンガを叩きつつ、足ではバスドラムとカホンを叩くという四手観音奏法に拍手を贈ったり、成田祐一さんが、目の前で名器ベーゼンドルファーを縦横無尽に弾きこなすところをガン見されたりと、
彼らの本気印のインプロビゼーション満載の演奏に感激された姿に、同席させていただいた私も、大変嬉しかったです。
もちろん、あさばみほさんのニューアルバムからピックアップされたステキな歌曲と、様々なジャンルの歌曲も感動モノでしたね♥
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=6659001864129472&id=100000591726100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?