謎制作者としてカツカレーを作りたい話
(注意)この記事は料理をしたりレシピを紹介する記事ではありません!
おはようございます。NAZONEのねまきです。
狂ったように暑い日が続いてますね。僕の住むアパートにはなぜか網戸を付けられないので、窓を開けてると次から次に虫が入ってきて賑やかです。とっとと出て行け。
ところでこんな暑い日、夏バテを防ぐ料理といえば皆さん何を思い浮かべますか??
うな丼とか冷やし中華もいいですが、やっぱり猛暑のお供に欠かせないのは
「カツカレー」
この一択でしょう。
猛暑の中、どろっとした中辛のカレールーを豚カツに絡めてかぶりついたり、ご飯と一緒に頬張ったり…辛さで口がいっぱいになった時に流し込む麦茶もこれまた最高。あんなに食べる前は食欲がなかった僕も、カツカレーを作った日にはあっという間にご馳走様です。
身体中で汗をかきながら暑さを全身で感じて味わうカツカレー。まさに口から入れる「夏」って感じで最高ですよね。そろそろ皆さんが(明日は久しぶりにカツカレーを食べようかな…)とか考え出したのが手にとるように分かります。
ところでこのカツカレー。人気の理由といえばみんな大好きな「カレー」とみんな大好きな「カツ」をいっぺんに味わえちゃう贅沢さでしょう。
つまり、カツカレーの人気の裏には「大好き + 大好き = もっと大好き」という方程式が隠れているのです。
好きな物と好きな物を混ぜてもっと好きな物が出来上がる。3歳でもわかるようなシステムですが、これ、当たり前のようでとても難しいのです!
例えば僕はうな丼も梅干しも好きですが、うな丼に梅干しを乗せられたらそいつとは縁を切ります。だって絶対まずいじゃないですか。うな丼はうな丼のまま出して欲しいし梅干しは白ごはんに乗せて欲しいというのが我々一般人の総意であることは疑うまでもありません。
こんな感じで、食べ物に限らず世に出ているほとんどのものはもうそれだけで完成しているものです。後から変に混ぜ合わせたりしたら、せっかくのお互いの良いところが台無しになるのが世の常です。
その点カレーはすごいです。そのままでも魅力的なのに豚カツをはじめとして、ハンバーグ、はちみつ、チーズ、シーフード… 混ぜても美味しい物が大量にあります。こんなに都合のいいものは、さすがにこの世にはカレーしか存在しないでしょう。
……
……ん??
「そのままでも魅力的」、「でも色んなものと混ぜれる」…
これって……
もしかして、謎解き!?
そう、謎解きってそのままでも楽しいのに、色んな漫画やアニメはもちろん、観光地や宿泊施設、動画や音声などの媒体、どんな要素と混ぜても楽しさを残せるのです!!!
実際に皆さんも謎解きを通じて知らない作品や観光地に触れるきっかけができたり、謎解きと好きな物が組み合わさることで最高の体験ができた、という覚えがあるのではないでしょうか?僕はめちゃくちゃあります。
話が長くなってしまいましたが、つまり、僕が伝えたいのは カレー = 謎解き ってことなのです。
「カレー = 謎解き」
とんでもなく意味不明な等式です。僕たち謎制作者はカレー職人でした… なんということでしょう。
そんなわけで、僕もせっかくならただのカレーを作るだけではなく、カツカレーのようにカレー好きに豚カツの美味しさを伝えたり、逆に豚カツ好きにカレーの美味しさを伝えたり、さらにカレーも豚カツも好きな人に最高の一皿を提供できるような、そんなカツカレーもとい謎解きを作っていきたい、そう思った夏の1日でした。
記事の8割はカレーの魅力を語る話でしたが、謎解きとなにかを混ぜ合わせることで誰かの世界を広げるきっかけにしたり、誰かの好きと謎解きを組み合わせて最高の体験を届けられたらいいな、という僕の謎制作者としての熱意を感じ取っていただけたら幸いです。
皆さんもこれをきっかけに謎解きに混ぜても美味しそうなものを探してみてはいかがでしょうか??
僕は食べ過ぎでお腹が痛いのでちょっと寝ようと思います。
それでは、おやすみなさい。
ねまき
『最高の体験』を作り出すために使います。100円からサポートできます。