読書感想「流されて円楽に流れ着くか圓生に」

久々、ちょっと怠けかけの読書感想に手をかけてみたいと思います。 今回は再読した本で。

今回は円楽師匠、そうかの有名なやるかジジイの中の方。 実は何気にこの方私は一番笑点で推していたタイプの方であった。 司会もそつ無くやるし解答もおーと思わずうなりたくなる答えばかりだったし。 そして落語、生の落語はそこまで聞いたことはなかったが、芝浜はなかなか聞き害がある内容であった。 そして今回の本であるが、なんとなくで知っていた内容から、実際にどういった方だったのか?といったところまで、一通り知ることができる内容である。 青山大学に行った、とか先代圓楽師匠のカバン持ちだった、とか。 そういえばなんやかんやどこかでやらかしの話、そこまでこの方はやらかしてここまで来た、ということはなかったんだな、と思った(ちょっとだけやらかしてたのか師匠差し置いて勉強会なんてやってたのは(^_^;)) そして改めて語られた病気の話、やっぱり人生において病気をどうとらえるかで人生は変わる、ということが感じることができた。 私はまだそこまで大病、といった経験はないが、病にかかっても前向きにとらえることが何よりも大事なんだな、ということが分かった。 もう亡くなられて二年になるが、本当にこの方の言葉を借りるなら「早すぎるんだよー!!」と言ってしまいたくなったが、どうか、今も上の方で元気に暮らしていていただきたいものである。

今回はちょっとしんみりしてしまう感想でした。 改めて、師匠の本、もし読みたい方はぜひとも手に取っていただきたい作品である。

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