Yoshinori Motohara

共同運営マガジン「豊かさと幸せのモノサシ改革研究会」のメンバーです。本当の豊かさとは何…

Yoshinori Motohara

共同運営マガジン「豊かさと幸せのモノサシ改革研究会」のメンバーです。本当の豊かさとは何か、本当の幸せとは何かを追求し、お金の正体を暴き、本来のあるべき経済の姿を甦らせます!みんなが幸せであるために。

マガジン

  • 共同運営マガジン「豊かさと幸せのモノサシ改革研究会」

    • 38本

    この共同運営マガジンでは、「豊かさと幸せのモノサシ改革研究会」のメンバーが、学校では教えてくれないお金や経済の本質に切り込み、誰もがほんとうの豊かさを手に入れるための価値観や方法などをお伝えしていきます。 すべての人が幸せであるために。

  • 2050年の地球に住む少年の作文 『お金ってなんだったの?』

    2050年の地球に住む12歳の少年の作文  『お金ってなんだったんだろう』

最近の記事

フリースクールで出張授業!

『探求フリースクールまちラボ』代表の広田ゆう大先生より お声掛けいただき、東京都町田市にあるコミュニティスペース 『COMMUNE BASE マチノワ』にて、子どもたちに ワークショップ(出張授業)をさせていただきました。 「学校では教えてくれないお金の話」というテーマで、 さまざまなエピソードや私たちメンバー自身の体験談、ミニワークなど を交えて、楽しくワークショップをさせていただきました。 内容は、これまでのお金に関する思い込みや 世の中の常識がひっくり返るようなもの

    • あたなにとって「仕事」とは、なんですか?

      あたなにとって「仕事」とは、なんですか? お金を稼ぐこと? 生活するためにやること? そう考えている人の中に、「仕事が楽しい」「働くことが喜び」だという人は少ない思う。 働くことに喜びややりがいを見出している人は、仕事をどう捉えているか。 「仕事とは、誰かの役に立つこと」 そう考えている。 お金がもらえるかどうかは、仕事とは何の関係もない。 たとえば、こんな仕事はどうだろう? 「責任は広範囲にわたり、たくさんの役割を兼務している。 そして、立ち作業は多く、屈んだ姿勢

      • いっぽんの鉛筆のむこうに

        「いっぽんの鉛筆のむこうに」という絵本があります。 この絵本は、いっぽんの鉛筆が出来る過程と、その過程で携わるスリランカ、アメリカ、メキシコ、日本など、各国の人々の仕事と生活について紹介されていて、一本の鉛筆を作るのに、実は遠い海の向こうの人も含めて、何百、何千という数の人が携わっているということが、この絵本からよく分かります。 それを考えたときに、こんな便利な世の中に生きている私たちですから、ほんとうに数え切れない程の多くの人たちによって暮らしが支えられていて、見たことも

        • 能登半島地震を経験した高校生が見つけた夢

          ある新聞記事をシェアしてもらい、能登の倉沢君という高校生のことを知りました。とても素晴らしいと思いました。 「工事の土木の人とか、復興に向けてみんな頑張っていた。」 「壊れた町並みをよみがえらせたい。そして、もう二度と家の下敷きで亡くなる人が出ないよう、丈夫な家をつくりたい。」 「大工になる。」 倉沢君、頑張ってほしい。応援してます。 震災を経験したことで、辛い経験もたくさんされたと思います。 でも、誰かのために一生懸命に働く大人たちの姿を見て、倉沢君のように「僕も

        フリースクールで出張授業!

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        • 2050年の地球に住む少年の作文 『お金ってなんだったの?』
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        記事

          『お金がすべて』vs『お金よりも大事なものがある』

          この前、一人の大学生の子と話をしていて、「『世の中、お金がすべて』と言う人もいれば、『いやいや、お金よりも、もっと大事なものがあるでしょ』と言う人もいるよね。君はどう思う?」と質問して、こんな会話をしました。 ここから分かったのは、この子は、お金がなくて貧しかったことに対して「最悪だ」と思ったのではなくて、本当は親に愛されてこなかった、もっと愛してほしかった、という思いがあるから、それが辛くて、そこに不満を持っていたのです。 本音で言えば、この子は親のことが好きなんだけど、

          『お金がすべて』vs『お金よりも大事なものがある』

          10円玉の価値

          ここ数年、大学生や20代の子たちと話す機会が増えて感じるのは、いま多くの若者たちが現在の資本主義経済に対して違和感を覚えていたり、国同士が経済成長で競い合うといったことに疑問を抱いたり、「ほんとうの豊かさとは何か」を探し求めている、ということです。 一昔前の世代が興味・関心を持っていた、高級住宅や高級車を所有すること、ブランドファッションに身を包むことなどにあまり興味は持たなくなってきています。 逆にミニマリストやシェアハウスなどが流行っているのが、その表れであると思います

          お金さえもらえればいいの?

          妻が国際医療支援でカンボジアに行ったとき、現地の様子を話してくれました。 カンボジアは、ポルポト政権時代(1975年~1979年)に大虐殺があったことで、親がいない子どもたちがたくさんいたり、経済的に貧しかったり、現在もいろんな問題を抱えています。 そういった背景もあり、一部の地域では、有り余るほどNPO・NGO等の団体が支援に入っています。それにより、その地域のカンボジア人は、働かなくても生活していけているようです。 でも、そこのカンボジア人たち(特に男性たち)は、全然

          お金さえもらえればいいの?

          (続編)水原一平氏の賭博報道から分かる「世の中の価値観」の歪み

          水原一平氏の違法賭博問題の詳細が、明るみになってきた。 ・大谷選手の銀行口座から最低でも1600万ドル(約24億5000万円)を送金していた。 ・大谷選手の銀行口座の電話番号とメールアドレスが水原氏のものに変更されていた。 大谷選手は、3月25日の会見で違法賭博への関与を完全に否定しましたが、それ以降も米国メディアなど一部では、大谷選手に対する疑いが、まだくすぶっていました。 しかし、詳細がわかってきたとたんに「大谷の主張は正確だった」「潔白であった」と、手のひら返しです

          (続編)水原一平氏の賭博報道から分かる「世の中の価値観」の歪み

          水原一平氏の賭博報道から分かる「世の中の価値観」の歪み

          大谷翔平選手の専属通訳であった水原一平氏の違法賭博問題が、毎日報じられている。 当初の米メディアの反応は、「ほんとうに関与していないのか」「450万ドルも大金を自分の口座から送金されていて、気づかないわけないだろう」「そんなお金に無頓着な人間がいるのか」など、厳しい論調が多く、日本のメディアやSNS等の書き込みも、同様の反応が多かった。 3月26日、大谷選手は会見を行い、大谷選手自身はスポーツ賭博に関与してないこと、水原氏が大谷選手の口座からお金を送金したこと、また周囲の仲

          水原一平氏の賭博報道から分かる「世の中の価値観」の歪み

          お金はただの交換券(権)

          私たちは「お金があれば何でも手に入る」「だからお金には価値がある」と考えがちです。 でも、お金をたくさん持っていても、交換してもらえるモノがなければ、お金は何の役にも立たちません。 「お金が役に立たない? そんなことってあるの?」 と思うかもしれません。 たとえば、こんな事例があります。 新型コロナが発生した頃、マスクが不足し、マスクの値段は一挙に高騰しました。 コロナ前は、マスク1枚当たり最安値で@3.4円あったものが、コロナ禍でのピーク時には、最高値で@160円にもな

          お金はただの交換券(権)

          誰もが幸せに暮らしている未来の世界に、ほんとうの経済の答えがあった!

          「2050年の地球に住む12歳少年の作文 ~お金ってなんだったんだろう~」https://www.amazon.co.jp/dp/B0B5TVS7GX 2050年に生きる一人の少年が書いた作文。 未来の世界では、お金がなくなっているという。 では、どのような生活をしているのか? どのように経済は回っているのか? 誰もが幸せに暮らしている未来の世界に、ほんとうの経済の答えがあった。 一人の少年の想いが形となって、現代に生きる私たちに届く。 一部をnoteにも記載しますので、

          誰もが幸せに暮らしている未来の世界に、ほんとうの経済の答えがあった!

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑧

          お父さんは、いろいろなものを作るのが得意です。 子どもの頃から、ものを作ることは趣味だったそうです。 他の人が作れないものがあると、お父さんに依頼がきて、どんなに忙しくてもお父さんは作ってあげています。 お父さんは、「自分の趣味だった好きなことで誰かの役に立てて、こちらこそ作らせてもらってありがとうという気持ちになるし、感謝してもらえるとうれしくて、もっと喜んでもらえるものを作りたいと思えて、創造する力がわきあがってくるんだ」と言っていました。 僕は、そんなお父さんを尊敬し

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑧

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑦

          お父さんもお母さんも、お金のいらない世界になってすごく幸せだと言っています。 でも、まだお金があったころは、お金のいらなくなった世界のことを想像すると、心配なことがいくつかあったそうです。 その一つが、誰も仕事をしなくなるのではないか、ということです。 なぜかというと、昔はお金を得るために働いていた人が多く、お金を払わなくても好きなものを好きなだけ手に入れられるようになると、働く理由が無くなって、誰も働かなくなってしまうのではないか、と思っていたそうです。 でも、実際にお

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑦

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑥

          僕のお父さんは、子どものころからお医者さんになって、たくさんの人を助けるのが夢だったそうです。 でも、お金がなくて医学部に行けずに、お医者さんになる夢をあきらめたというのです。 昔は、教育を受けるのにたくさんのお金が必要だったそうです。 お金がないと、自分のやりたいことを目指せないなんて、そんなことがあっていいのでしょうか。 今は、誰もが自分がやりたいことを目指せる世界になって、ほんとうによかったです。 僕はいろいろなことに興味があって、将来やってみたいことがいっぱいあ

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑥

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑤

          それと、お金があった時代の話をいろいろ聞いて、すごく衝撃的だったことがありました。 昔は、家族が生活していくためにはたくさんのお金が必要だったので、家族を養うほどのお金を得られないという理由で、結婚することをためらう人がいたり、子どもを育てるのにお金がかかるという理由で、子どもをつくらないでおこうという夫婦が多かったというのです。 お金の問題で、もしかしたらお父さんとお母さんは結婚していなかったかもしれないし、僕は生まれていなかったかもしれないのです。 僕は、ほんとうに

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐⑤

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐④

          そして一番驚いたのが、モノを作ってくれたりサービスを提供してくれたりする人よりも、お金を払う人のほうが偉そうにしていたということです。 モノを作ってくれたり、サービスを提供してくれたりする人がいないと何も得られないのに、なぜお金を払って受け取る側の人が偉いのでしょうか。 僕は、勉強するための机とか本とかいろいろなものを作ってくれる人たちには、すごく感謝しているし、荷物を配達してくれる人にも、いつも心から「ありがとうございます」と言っています。 偉そうな気持ちになることなん

          2050年の地球に住む12歳少年の作文『お金ってなんだったんだろう』1‐④