海の厄介者。

セリや加工場の現場に入るようになり、今まで机上で考えてきた「漁業再興」「フィッシャーマンファースト」というテーマに、より気持ちが入るようになってきた。

正直いって、
「うちの町で水揚げされた魚は、他の町で水揚げされた魚より圧倒的に美味しいよ。マジで。」

なんてことは言えない。マジで。
漁獲してから水揚げするまでの時間、締め方などで鮮度や味の変化はあるが、圧倒的に美味いなんてことは言えないJARO。

でも、漁師さんたちは自分がとってきた魚がいちばん美味しいと思っている。同じ海、同じ町で水揚げされたものであっても、自分でとったものがいちばんだ。そこに根拠はないが、自信はある。そして、そんな姿が魅力的でかっこいい。

「理由(わけ)なんてねーよ。俺がとってきたんだからいちばん美味いに決まってんだろ」

口には出さないが、目が語っている。
漁師だった、ぼくのじいちゃんもそうだった。
でも、それで当然だと思う。自分のいままでの経験値(気象条件と漁師の勘)で漁獲した魚なのだから。要するにフィッシャーマンプライドだ。根拠としてはそれで十分だと思う。

そんな自信に満ち溢れた漁師さん達でも、弱音を吐くことがある。弱音といったら怒られるだろうか…でも、困っているがどうしようもないことだ。現場に入り、フィッシャーマンファーストの気持ちが強くなってきた僕としては何とかこの気持ちに答えたい。でも、微力すぎて、漁師さん達からのヘルプに答えられない。漁師さんのヘルプ…それは、

海の厄介者。

今回の記事のメインテーマではあったが、今回は写真を1枚だけ載せて詳細は次回に!漁師さん達からのヘルプに答えられるアドバイスもお待ちしてます!

以上、今日もありがとうございました。

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