Who Gets What:アルビン・ロス

マッチメイキングとマーケットデザインという仕組みと実社会での使われ方、その可能性を書いた本。腎移植のドナーと患者、研修医と就職先、アメリカの公立高校の願書のシステムなどで既に活用されているらしい。
なんて頭が良い人たちがいるのだろうかというのが第一印象。そして日本の身の回りでも応用できそうなことが多くありそう。自分は食品会社で働いているが、例えば食品ロスの問題など、メーカーと流通と消費者の間でうまくインセンティブの設計ができれば解決の糸口が見えるかもと感じた。日本だと東大の小島武仁さんという方が第一人者のよう。人にちゃんと語れるくらいまで考えを煮詰めていつか相談してみたい。

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