6500万年前の空と大地の様子について。なゆたが見た景色を詳しめに書きます。

ここ数日、自分の脳裏に浮かぶままに文章を綴らせてもらって気がついたのですが、見た景色をそのまま描写するのって、かなり難しいのです。

視覚情報って、全部見ようとするとめちゃくちゃ多くて、見えたものを全部文章に直そうとしたら、本当に果てしない作業になってしまうし、話も進まない。

だからこそ、背景は端折って、絞り込んで書く癖がついていました。なるべくわかりやすくしようとか、書いても伝わらないかな?と思うことは、なんとなく削ったり。今の常識と違うことはスルーしたりして。

でもこれからはなるべく、私に見えた景色や情景、自然の様子は、自分自身でジャッジすることなく、見えたままに書いていこうと思います。

むしろ、ここから先の世界では、背景や詳細が必要な気がするのです。なんとなく。

というわけで、6500万年前の空と大地の様子について書いてみます。

数日前、類人猿と宇宙人たちが種まきをしている様子を書きましたが、周囲の状況をもう一度見てみます。

なにより印象的なのは空です。紫と茶色とグレーの混じった厚みのある雲が低く垂れ込めています。雲の中では常に小さな雷が発生しているようで、空があちこち光っては、バリバリと雷鳴が響きます。

ぐるぐると渦を巻くような雲も見えて、竜巻もあちこちで起こっていて本当に不穏な様子です。

そして、地上には太陽の光が全く届かないので、むしろ雷鳴が光る空よりもはるかに暗く、薄ぼんやりと、ガスも漂っているようで、昼なのか夜なのかもわからない感じでした。その薄暗い地表に、宇宙人たちが持っているプラズマボールの鮮やかなネオンカラーがくるくると動き回っています。

そして、種まきをしている類人猿の周囲だけは、オレンジ色の光で照らされていました。よく見ると、凄まじい大きさの火が、類人猿たちから少し離れた地表で揺れているのが見えましたが、どんな仕組みかは全くわかりません。類人猿たちがしたことではない、ということだけはわかりました。

地上には、いくつかの低い茂みと、ヤシの木に似た背の高い木が一本だけ見えました。

とにかく暗く、空が不穏で、環境が激変している最中にある,ということが伝わりました。

また書きます!

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