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【第2章】苦しみの種類/うつ症状

2023年5月出版『目醒めの栞〜苦しみを終わらせる5つの智慧〜』の全文を各章・各チャプターごとに掲載しています。


今回は、第2章『苦しみの種類』から、チャプター10「うつ症状」を掲載します。




⑩うつ症状


そして、最後の苦しみは「うつ症状」です。


うつ症状とは、主に以下のような状態を指します。


◎慢性的に元気がなく、気分が落ち込んでいる

◎心や頭のモヤモヤ、ザワザワが晴れない

◎些細なことでクヨクヨしてしまう(ネガティブに考えてしまう)

◎何をしても楽しい、嬉しいと思えない

◎気力や好奇心が湧かず、小さな作業でもおっくうに感じる

◎集中力がなくなり、今までやっていたことがうまく出来ない

◎感情的になりやすく、神経が過敏になっていると感じる

◎ぼーっとしてしまい、脳や身体の反応が鈍っていると感じる

◎自分に自信がなく、常に劣等感や無価値感を感じている

◎生きる意味や価値を見い出せず、死にたい(消えたい)と思う

◎人と会ったり、会話するのが恐い(またはおっくう)

◎以下の慢性的症状がある
【不眠・過眠・食欲不振・性欲減退・倦怠感・疲労感・下痢・便秘・ 
胃の不調・動悸・めまい・頭痛・肩こり・腰痛】



今、覚醒の時を迎えている人々の多くが直面し、苦しんでいるのがこのうつ症状です。


精神的なストレスによって誘発されるうつ症状もあれば、感情や出来事とは関係なく、寄せては返す波のように無自覚にやって来るうつ症状もあります。


このうつ症状こそ、私たちが〈分離〉の状態を終え、〈統合〉へと向かう最終シグナルであり、次元上昇に伴って自分の中の古い思考や感情のパターン、重い周波数が剥がれ落ちて行く浄化作用に他なりません。


「最近うつっぽいな」と感じる人は、あなたのハイヤーセルフがこれまでの人生のルーティンや古い価値観を終わらせ、覚醒のための準備に入ろうとしていると思ってください。


そしてまさに今、深いうつ症状や激しい感情の揺さぶり、強い不安感や恐怖感のただ中にいる人は、覚醒の最終段階として、自分の中に残っている重い周波数の大浄化が起きているのだと思ってください。


統合の過程におけるこれらの症状は、「ダークナイト・オブ・ザ・ソウル」(魂の暗夜)とも呼ばれ、今世で覚醒し、アセンションすることを決めて来た私たちは、この夜明け前の最も暗い時間を通過しなければなりません。


これは、3次元から5次元の周波数に移行する摩擦のような症状であり、ロケットが大気圏を抜けているような激しい振動を伴います。


中には病気や事故で長期療養を余儀なくされたり、仕事を辞めなくてはいけなくなるなど、強制終了されるように覚醒の道に誘導される人も少なくないでしょう。(2020年、コロナウィルスのパンデミックから始まったこの激動の数年間は、多くの人類が覚醒を迎えるタイミングであり、覚醒を決めて生まれて来た魂たちにはあまり時間が残されていないからです)


覚醒の旅が進むにつれてあらゆる感情を制御出来る(感情に呑まれなくなる)ようになり、うつ症状も徐々に和らいで行きますが、「何となくモヤモヤする」「何となく気が滅入る」「元気が出ない」といった軽度のうつ症状はしばらく続くことになります。


これは、集合意識の影響や天体の動き、宇宙からのエネルギーなども影響しており、私たちの心身が完全に5次元の周波数に順応するまでは起こり得る症状だと思ってください。


長く暗い苦しみのトンネルはまもなく終わります。
もやに覆われたような焦燥と苦悶の日々を、どうかもう少しだけやり過ごしてください。


そして、すべての不調、すべての不安、すべての苦しみが消え去った世界が来ることを信じ、想像してください。


すべての〈創造〉は〈想像〉から始まります。
あなたの目の前には黄金に輝く扉があり、その向こうには今まで見たことのない楽園が広がっています。


古い自分を終わらせ、新しい世界に足を踏み入れることを強く意図し、あなた自身でその未来を〈創造〉してください。


そして、どうかここまでたどり着いた自分を祝福し、「お疲れさま、よく頑張ったね!」と強く抱きしめてあげてください。



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