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神の船は出るぞ。それまでに考えを変えておいてくだされよ。

*本記事は『よひとやむみな』(2021年・ナチュラルスピリット社)本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビや注釈を施していることをご了承ください。


地つ巻「混乱の世」より


今は、闇の世から明けつつある。
されど夜が明けたことを分かっておらん。
いよいよ夜が明けたら、
「なるほどそうであったか」とビックリするであろうが、
それでは間に合わん。
神の船は出るぞ。
それまでに考えを変えておいてくだされよ。


この道を信じれば、
すぐ良くなると思っている人もおるなれど、
それはそなたの心のままぞ。
道に外れた者は、誰彼だれかれなく苦しむ。
これまでのやり方をすっかりと変えねば、
世は治まらんと申しておろう。


人の上に立つ者は、苦しくなるぞ。
途中の者も、苦しくなるぞ。
誰もが上の言うことを聞かん世になるぞ。
すべてまぜこぜの状態となる。
今の社会を動かしている元が壊れるのじゃ。


お金も役に立たん。
がくも役に立たん。
通信も役に立たん。
水にも電気にも困るぞ。
何が起こったのか、どうしたらよいのか分からず、
道に迷う者ばかりとなる。


誰を信じてよいか分からぬ人間ばかりであるから、
争いや取り合いも増えるであろう。
かみが取り締まろうにも、らちが明かん。
かみもそれどころではなくなるであろう。
心しておれ。



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