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借銭を祓ってしまうまでは誰もが苦しむ。借銭なしとはカルマをなくすことぞ。

*本記事は『よひとやむみな』(2021年・ナチュラルスピリット社)本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビや注釈を施していることをご了承ください。


地つ巻「借銭」より


はらいせよと申してあるのは、
何もかも借銭しゃくせんなしにするためじゃ。
借銭しゃくせんなしとは、メグリをなくすこと。
カルマをなくすことぞ。


昔からの借銭しゃくせんは、誰にでもある。
それをはらってしまうまでは、誰もが苦しむ。
似たような苦しいことが何度も起こる者、
何かをそうとしてもうまくいかぬ者、
すべて借銭しゃくせんがあるからじゃ。


人ばかりではない。
家には家の借銭しゃくせん、国には国の借銭しゃくせんがある。
借銭しゃくせんがあるから、うまくいかん。


この度は、世界中を借銭しゃくせんなしにせねばならん。
これからの世界中のいくさは、世界の借銭しゃくせんなしにすることぞ。
世界の大祓おおはらいぞ。



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