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人々が楽に行ける道を作って教えておる。我(が)を出すから苦しんでいるのじゃ。そなたが自分で苦しんでいるのじゃ。

*本記事は『よひとやむみな』(2021年・ナチュラルスピリット社)本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビや注釈を施していることをご了承ください。


雨の巻「日の出とともに」より


これまでは夜の守護であったが、
いよいよ日の出の守護となった。


物事すべて誤魔化しは効かん。
隠していることが出てくるぞ。
ウソがばれるぞ。
心にもないお世辞せじが言えんようになるぞ。
いつわりではうまくいかんようになる。
すべて日に照らされるのじゃ。


まことの人よ、よく神示しんじ見てくだされ。
裏の裏まで見てくだされ。
神国しんこくまこと因縁いんねんが分かったであろう。


三千年や五千年ほどの短い単位で理解しようとするのは、
スコタンじゃと分かったであろう。
神も天地もすべて平らげて、
まこと神国しんこくに、世界神国しんこくに致すのだぞ。


世界は神の国、神の国の真中まなかの国は、
十万二十万年の昔からでない。
世の元からの神国しんこくぞ。
まことひとつの神のことだぞ。
それが分からんようなら、一人前の神人かみびととは申されん。


人間は世界がその心通りに映るから、
間違いだらけとなるのじゃ。
見える世界は、曇った心で見ておるから、
間違っておると申したであろう。
曇っておるだけではなく、見える範囲も狭い。
それで物事が分からんのじゃ。


人々が楽に行ける道を作って教えておる。
を出すな。
を出すから、苦しんでいるのじゃ。
神が苦しめておるのでない。
そなたが自分で苦しんでいるのじゃ。
曇りを取ってよく見よ。



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