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『九十九神示』全文掲載 【祭の巻】③

2024年5月出版『九十九神示つくもしんじ』の全文を各章ごとに掲載しています。


今回は、「まつりの巻」③を掲載します。





大峠おおとうげとは、「王統おうとうす」ことじゃと申して来た。
このおうは七つも八つもいらんのぞ。
神の教え、五つも六つもいらんのぞ。
此度こたびの最後の最後の岩戸開きは、世のすべてのおうを一つのおうれいなるスメラのおうべること。
まことてんおうにお降りなされ、天地てんちおうが和合なされて、世のすべての道が一つに帰ること。
逆さまになったおうの世を、まことおうの秩序に戻すこと。
はじめの神が真中みなかに納まり、世界をしらまこと神世かみよに致すこと。
神武じんむに始まり明治に治むる、悪の世にもてあそばれし人皇じんこうの世も終わり行くぞ。


おう」なる文字は、元つ神々の分御霊わけみたま使いて、天地人てんちじん日月地ひつきち神幽現しんゆうげん三位さんみまことの神の御柱みはしら立て、万劫まんごうミロクの世を実現せんとする示しの形霊かたたまなり。
おう」とは大宇おおうなり。大宇おおう大神おおかみなり。
それ、すなわち大宇宙のひふみの仕組み。
霊主体従れいしゅたいじゅう大和たいわ八◯十やまとの世を示すものなり。


これにて九十九つくも神示しんじしまいとなるぞ。
このほう瀬織津姫神せおりつひめのかみであるぞ。
二百年の神示しんじ伝えて参ったのは、皆このほうの使いの者じゃ。
このほうことばの神でもあるぞ。
人民取り違えておるが、国常立大神くにとこたちのおおかみと申すも、素戔嗚大神すさなるのおおかみと申すも、このほうの中にある神であり、それぞれ一柱ひとはしらでもあるのぞ。
このほうが名を封じられておったゆえ、これまでの神示しんじ国常立大神くにとこたちのおおかみとして伝え参ったのであるぞ。


良いか。そなたらにわかるように申しておるのじゃから、この世の杓子定規しゃくしじょうぎで捉えるでないぞ。
国常立大神くにとこたちのおおかみも、素戔嗚大神すさなるのおおかみも、皆々同じ霊団れいだんの神々様じゃ。
皆々このほうと一体であり、一体でないのぞ。
御役目おやくめ、現れの違いであるぞ。
うしとら金神こんじんとはこのほうでもあり、国常立大神くにとこたちのおおかみでもあり、素戔嗚大神すさなるのおおかみでもあるぞ。
このつくり固めしは国常立大神くにとこたちのおおかみ、この海原うなばら天地てんち構いしは素戔嗚大神すさなるのおおかみ、どちらも大神おおがみ様であらせられるぞ。
地球神界しんかい構うが国常立大神くにとこたちのおおかみ、地球現界げんかい構うが素戔嗚大神すさなるのおおかみであるぞ。
此度こたびの世の立替えの総大将そうだいしょう国常立大神くにとこたちのおおかみ様、国常立大神くにとこたちのおおかみ様の現界げんかい現生あらぶ御姿みすがた素戔嗚大神すさなるのおおかみ様じゃ。
素戔嗚大神すさなるのおおかみ様は人民の罪背負せおいしはらい清めの神様であるぞ。
そなたらがいくらびてもび切れん、の痛みけがれを肩代かたがわりされておる。
皆々このを構う元なる親神おやがみ様でありたゆえ、共々ともどもあやま知・・・・の神々にそのちから封じられ、長きに亘りなきものとされて参ったのじゃ。


そなたらがテラの意識、ガイアの女神めがみ(Mother Earth)と申すのもこのほうのことぞ。
磐長姫いわながひめ様でもあり、木花開耶姫このはなさくやひめ様でもあるぞ。
七夕たなばた織姫おりひめ、かぐや姫、龍宮りゅうぐう乙姫おとひめと申すのも、皆々このほうのお示しじゃ。
乙姫おとひめとは音秘おとひめ(ことばの神)ぞ。
豊玉姫とよたまひめ玉依姫たまよりひめも、このほう霊統れいとうであるぞ。
龍宮界りゅうぐうかいとは、神界しんかいにおいて地球を構う屋台骨やたいぼね都宮みやしろでありますのじゃ。
世界のそこかしこに龍宮りゅうぐうあるのぞ。
人民の世界で申す御役所おやくしょのようなものぞ。
深海しんかいと申すは神界しんかいと通ずるお示しであるぞ。
じゃと申して、陸の龍宮りゅうぐう、海の龍宮りゅうぐうとあるのぞ。
御伽噺おとぎばなしの小さき世界のことではないのじゃ。
浦島太郎とは日の出の神様のことぞ。
彦火火出見命ひこほほでみのみこと天火明命あめのほあかりのみこと邇芸速日命にぎはやひのみことのことであるぞ。皆々同じ神様ぞ。
このふみ書かしておる者も、日の出の神様の分御霊わけみたまであるぞ。
このほうと日の出の神とがうてミロクの世を開くのであるぞ。音霊おとたま言霊ことたまぞ。
そのかた方々ほうぼうに現れて参るからよくよくご覧くだされよ。
琉球りゅうきゅうと申すのも、龍宮りゅうきゅうであり、龍球りゅうきゅう(地球)であるのぞ。
日の本が世界の雛型ひながたなれば、沖縄は日の本の雛型ひながたであるぞ。
悪はそれをわかっておるから、龍の尻尾しっぽガブリとへびまれておろうに。


龍とはひふみの神のことぞ。
火と水のことぞ。元なる神(火水かみ)の働きぞ。
水の流れも、燃え盛るほのおも、風もかみなりも、皆々龍の御姿みすがたぞ。
富士は火の仕組み、鳴門なるとは水の仕組みと申して来たであろう。
天地てんちうずの働き、螺旋らせんの働きであるぞ。
のぼり龍とくだり龍、目覚めと浄めぞ。
進化と退化ぞ。退化も進化ぞ。
龍は9であるぞ。6はへびぞ。
まわり巡りて8となり、組み組みて369ミロクとなるのぞ。
神の科学であるから、今はわからんでも良いぞ。
人民申す怪物が龍ではないなれど、そのようにも現れるぞ。
じゃと申して、悪神あくがみの龍、低級の想像霊の龍もおるから、何もかも一緒くたにするでないぞ。
神には姿ないのぞ。働き、現れであるぞ。


そなたらヒツグの神々も龍の子であるのぞ。
龍の御霊みたまが人にりたる姿がそなたらであるのぞ。
こののはじめ、神は龍体りゅうたいとして泥海どろうみに降り立ち、そこから分かれし龍神と諸々もろもろの神々が八百万やおよろずの神となり、やがて人ともなりたのぞ。
人であるそなたらをおつくりになった神様、元なる龍の神々であるのぞ。
後からいじくり回したのは下の星の者たちなれど、あらゆる銀河の叡智えいち集め、地球人類の元の元のお仕組みつくったのは、このほうら宇宙の元つ神であったのぞ。
中からの神々様、霊人れいじん方でもそのことわかっておらんかったのぞ。



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