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【第2章】苦しみの種類/序文

2023年5月出版『目醒めの栞〜苦しみを終わらせる5つの智慧〜』の全文を各章・各チャプターごとに掲載しています。


今回は、第2章『苦しみの種類』の序文を掲載します。




◎苦しみの種類


私たち人類は、宇宙の根源意識(本当の自分)との〈分離〉を知ったその時から様々な苦しみのループに陥って来ました。
ブッダは、これを人間が持って生まれる苦しみの種類として「四苦八苦」を説きました。


苦しみのエネルギーはとても重たく、それを握りしめたままでいると高次元の軽いエネルギー帯域にシフトして行くことが出来ません。
私たちは文字通り全身に絡みついた重い鎖やかせ・・を外し、羽根をつけて羽ばたいて行くように5次元へと上昇して行くのです。


重要なのは、感情によって生まれる「苦しみ」を手放すということであり、「感情」そのものを遮断したり、否定、抑圧するということではありません。


私たちに与えられている感情は、本来はどれも善悪のない純粋なエネルギーであり、自分自身にとって必要な体験であって、すべての感情は発せられ、解放されるべく起こっているからです。(また、人生にはその時々によって然るべき「怒り」もあれば然るべき「罪悪感」もあります)


ネガティブな感情が湧き上がった時、それを押し殺すのではなく、むしろ十分に起こらしめながら客観的に観察し、その感情に呑み込まれないようにかわして行く・・・・・・(反応せず流して行く)というトレーニングこそが本書の目的であることを念頭に置いてください。


コントロール出来ない激しい感情こそがあなたのカルマ、つまり繰り返し囚われ続けて来た「苦しみ」のループであり、その感情に呑まれず、手放して行くことがカルマの解消プロセスとなるのです。


また、「ネガティブ」という言葉も、イコール「悪いもの」だとか、むべきもののように捉えがちですが、決してそうではありません。
エネルギーには重い、軽いという周波数(粒子の振動数)の違いがあるだけで、良い悪いはありません。


「ネガティブ」や「闇」という表現は、単に重い周波数エネルギーの〈性質〉を指す言葉であり、より調和的で軽い性質のエネルギーに移行しようとしている今の私たちにとっては、もはや必要のない(囚われるべきではない)側面であるというだけなのです。


本章では、私たちがこの時代に生まれ、翻弄されて来た十種類のネガティブな感情と症状、その苦しみについて紹介して行きたいと思います。また、各項目の末尾には、それらの感情を宇宙に表明し、手放すための宣言文を紹介しています。



『目醒めの栞〜苦しみを終わらせる5つの智慧〜』は以下ページにて販売中です。
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