わたくしの神示は、日本人にだけ言っておるのではない。

＊本記事は『よひとやむみな』（2021年・ナチュラルスピリット社）本文より一部を抜粋して掲載したものです。読みやすさを優先し、文章の割愛、レイアウトの調整、独自のルビや注釈を施していることをご了承ください。

富士の巻「わたくしは世界の神」より

わたくしの神示しんじは、
日本人にだけ言っておるのではないと申した。
やまとの御魂みたまを持っている人間なら、
神示しんじを読んで肚はらに落ちるであろう。
自分も心の奥では求めておったと思い出すであろう。


神を凝うということは、
宇宙の法則を疑うことじゃ。
神を疑い、宇宙の法則を疑い、
自分勝手な判断をしておると、
今に気の毒が広がるぞ。


この神示しんじ、日本人に伝えておるのは、
やまとの民の務つとめがあるからじゃ。
わたくしは、世界の神じゃ。
日本に住むやまとの身魂みたまを持った者たちよ、
日本にやってきたやまとの種たねを持つ者たちよ、
外国に住むやまとの種たねを持つ者たちよ、
目覚めておくれ。
思い出しておくれ。
心の中にある誠まことに気づいておくれ。
そなたたちが望む世が、
本当はどのようなものか、分かっておるであろう。


いよいよとなれば、
どこの国の人間でもお役ができる人に変える。
大宇宙の掟おきて通りに動いていくのだから、
容赦ようしゃはできん。
大難を小難にまつり変えたいと思えども、
今の（世の中の）やり方はまるで逆さま。
逆さまな者ばかりじゃ。
魂を磨かず、頭ばかり磨いておる者、
御魂みたまのない科学という学問ばかりを
頼っておる者ばかりではないか。
神ではなく、上の人にばかり頼っておるではないか。
これが逆さまということじゃ。


これまで世界を動かしている外の国の人間は、
わたくしを利用しようとしておった。
いろいろな名で女神の像を作り、
表向きはそれなりの理由を申しておったが、
本当の目的はわたくしの力。
大事なのは、このことを多くの人間が知ることじゃ。
するとその場所に住む人々に、
良い気が流れるようになる。


神の国の民よ、
世界に申し訳ないぞ。
お役目を忘れておるぞ。
わたくしは世界の神。
裸になった人から、すぐに善の方に廻まわしてやろう。
我がで作った仮面を脱ぎ去り、裸になれよ。
それでも裸にならんのなら、
なるようにしてみせるぞ。


人間心にんげんごころの天地、善悪、
二つに分けて考えるではない。
二つにあらず、ひとつである。
ひとつの大宇宙、大自然の理ことわりであるぞ。

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