31平均律序論の構想【微分音雑記001】

こんにちは、こんばんわ、ユートピア!
変拍子兄さんのお時間です。

微分音雑記という、簡素に仕上げるシリーズを始めます。
僕のクセとして、図やサムネをキッチリ作ってから記事を公開するという完璧主義的なスタイルでしたが、完成度80%で止まってしまう記事も多く
アウトプットも滞ってました。

今回このシリーズは、Twitterに書くにはちょっと長いが、まだまとまってない段階の微分音ネタを書いていきます。
基本的にリライトせず、ある程度まとまったら、Xenハーモニックマガジンに格上げという形にするか、あるいはWordPressで公開するか。

図も基本、手書きか、エクセル・マインドマップのキャプチャになりますね。
そんなことは、置いといて31平均律序論を話しましょう。


◆31平均律の序論(構想)

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31平均律の記法のしっかりとした図を作りたいのですが
どんな図が、どれだけ必要なのか洗い出しました。

まえ、31平均律はこんな記事を書いたんですが
これがベースとなってちょこちょこ修正を加えていきます。
https://note.com/nayuta_823543/n/n357c057f54e8

◆音名・臨時記号・鍵盤モデル

12平均律も結構多いと思うのですが、
31平均律の音名をずらって並べたら、よくわからないですよね。

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12とか18とかなら円形にしても見やすいのですが
素数系のやつでは円にしてもあんまり見やすくない。

ということで最初から、鍵盤モデルありきで説明しようかと。

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アップデート内容としては
サ・dl 排除し、#・bが基本になりました。
Γ・L の代わりに、キ・d でもいいですよ というスタンスにしています。
もちろんサジタルノーテーションでもOK

#ΓとかbLとかでてくるのでエンハーモニックがややこしい部分もある
エンハーモニックの図も作るべきかもな…

◆Quality
度数の接頭辞=クオリティに関しては、以下の2系統を使用します。

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和名の度数は正直迷うところで
クラシック系譜出ない限りは、和名使わないでしょうと思う
しかも使うとしたら、安直に上増・下減 の方がいいかもなとか
だが僕の気持ちとしては、下に度数を数えることもあるから上下という表現は混乱しそうでちょっと嫌。
いっそ和名を言わない方がいいかもしれない。

◆Quality Table
トライアドを考える時に、3度と5度の組み合わせは合計49種類となります。

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沼5のように短縮呼びを考えたものが多数あるが、
実際重要になってくるのはDaminish、Eugment、メユ、ミメあたり
マイルールとして母音変化形の独自ルールを作りがちなのだが、
これは<参考>的なポジションにしようかと思う


これも和音比較として、全パターン作ったりしたら面白いかも

◆Aug、Dimの拡張

31平均律においては、オーグメントやディミニッシュが多様になる
こんなのに名前をいちいちつけて行ったらキリがないので
ドバっと一覧として見せたほうがいいかもしれない

オーグメントは3種類、クアッドオーグメントは8種類(オーグメント+P8を含む)
ディミニッシュは4種類
ハーフディミニッシュの様なタイプを含めると更にある。
ブラックアダーも6種類

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全部の使い方を解き明かしていくのも悪くはないけども、種類が多すぎるよね。
これも和音比較をやるべきなのかな

◆MIDIアーキテクチャ

じゃあ実際MIDIでどうやって演奏するの?といったら、
12音を上下にずらして3チャンネルで扱っていこうという話になります。

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黒鍵にはシャープ系をあてて、フラット系はこいつらの+38.7¢を使用するといった具合に。

実際のMIDI画面はこうなる。結構カラフル。

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MIDIを分離したり

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このMIDIアーキテクチャを丁寧に説明したら
あっという間に1時間行きそう。

この配置なら、12平均律と同様のノリで扱え
フラット、ブルーノート、レッドノートといった所を細かく制御できる

通常のDTMerがこの機構までたどり着けるかわからないし、
出来たからと言って、鍵盤モデルが頭に入ってないと扱えないというところもある。
さらに、そこまで創意工夫ができる人は、自分なりのやり方を見つけていたりする。

僕ができるのは、微分音をしたいが鳴らし方がわからず萎えてる人をヘルプすることだけど、丁寧に動画つくるのがいいよね、頑張る。

◆〆
31平均律音楽理論が終わったら
トーンハンドルセオリーとCET音楽理論、連符論がまってるぞ

加えて、レッスンメニューをまとめようと思うので
レッスン希望者絶賛募集中です。TwitterのDMかDiscordで連絡ください!
それでは!

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