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レッスン遍歴…+α

宅録ナレーターの白河 那由多です。私は10年位レッスンを大昔(笑)に受けていました。…結局、事務所に入れす挫折💦→現在です😅

声優養成所、実は3か所行きました。典型的な養成所ジプシーです。

【親は賛成派ではなかった】


通い始めたのは20歳です。高卒でデパート勤務の正社員をしていました。声優の夢は高校生の時にアニメファン→声優ファン→私もなりたい!…とベタな理由です。

高校までは福島県で育ちました。就職活動を始める高3の夏頃、父が東京へ転勤になります。…タイミングからして、転校は無理🤔父は単身赴任します。元々、東京で就職するつもりでいましたが、実家通いが可能になります。寮に入る必要がなくなりました。ちゃっかり人数の多い地元枠で採用してもらいます。(地方30人∶地元120人)…東京じゃなくて、横浜になりました(笑)そして住んだのは神奈川県藤沢市😅

2年間はレッスン費用を貯めました。親に出してもらえる環境に無かった。「自分でお金出す。」事で賛成ではないが、反対も言わせない!…こんな感じて通い始めます。

【養成所へ】


最初に通ったのは、声優主催の個人スクールです。週1回で通える所しか選択できませんでした。地方出身あるあるで《アクセント》は苦労しました。「外郎売り」を丸暗記して正しいアクセントで読む試験がありました。間違えたら強制終了。次の週に再度トライします。暗記は一週間でできましたが、《アクセント》がダメで、クラスメートに助けてもらってほぼビリでクリアしました。2年通って終了になり…そのまま一度やめてしまいました。事務所運営はしていない所で、レッスンしか受けれなかったんです。

数年後、父は仙台へ転勤。強制的に一人暮らしすることになります。再挑戦したくなり、声優事務所付属の養成所に…ここは3年通いました。16歳の女の子が半年でデビューしていくのを目の当たりに…当時26歳…この差はデカかった💦完全にお金を払ってくれるお客さんだったんですね?声優がアイドル化し始めた頃です。事務所もそのカラーが強かった。まだネット情報も少ない時代です(笑)

そして3か所目…事務所付属ですがナレーションの勉強もできる所に通います。この頃は会社を退職してアルバイト生活していました。声優で勝負するのは年齢的にキツイと感じていました。ナレーションに目を向け始めます。結局、事務所に所属できませんでした。ここまで合計7年です。

【マンツーマンレッスン】


声優養成所の講師は、現役声優でした。自分の経験を踏まえて教えるイメージ?のレッスンは…もうやりたくなかった。まだ夢を追ってレッスンを続けるか、もう辞めるか…週1回で受けれる所しか、生活もあるし金銭的にも選べない。そして、マンツーマンレッスンを見つけます。45分間のナレーションレッスン。養成所だと実際に見てもらえるのは5分とかです。1クラス20人とかですから(笑)

見学可能だったので行って見ると、収録スタジオ(雑居ビルの一室)をお持ちの音響プロでした。通える曜日に空きがあって3年通います。実践方式で収録した音声を聴く→フィードバック→もう一回読むの繰り返しです。原稿は当日受取、初見読みです。このレッスンで自分の声を聞きまくりました(笑)ディレクションしてもらえ、かなりレベル上げできたと思います。30代になっていました。まだ当時は事務所所属じゃないと仕事が…10年経ってプロになれない。当時のボイスサンプルはCDで持っています。まだパソコンで編集する時代ではありません(笑)

【宅録ナレーター】


かなりのブランクを経て、宅録ナレーターの存在を知り活動を始めます。プロ経験がないのに活躍している人もいて、副業でも出来る。挑戦してみたくなりました。1年目はレッスンを全く受けませんでした。仕事はあってもクラウドソーシングの格安案件です。2年目になって少しだけプロのステージに以降します。プロとしてナレーター登録。メール営業して、制作会社から直接依頼。Twitterで知り合った女性ナレーターの方が、このタイミングでワークショップを始めます。Zoomでお話させていただく機会に恵まれ、レッスン詳細を聞き受講を決めます。

ここでも週1回の条件が発生します。やるならマンツーマンが良かった。21〜22時開始では体力が持たない(朝5時半起きで寝不足になる。)

昼間に受講できるのが一番魅力的でした。学びたかったのは、表現より技術的な内容です。表現学ぶなら舞台に出たり、演劇のグループレッスンに行きます。音声学を基本として、日本語の発声基礎からやり直し。日本語の発声って意外と知らないものでした。自分は向いていないと思っていたストレートナレーションが、内容次第では合うと気付けました。ストレートナレーション読めるのは強いです。後は声質がイメージに合うか?

3年目になって、どれだけ基盤を固められるか?勝負の年になると思います。挫折しまくりだったけど、挑戦は何歳からでもやれます。とにかく地道にコツコツと💪✨今年も営業頑張る!

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