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山下陽光さん×佐々木典士さん「これからの生き方」

山下陽光さん×佐々木典士さん「これからの生き方」のイベントにお手伝い兼参加者として行ってきました。
主催はナカヤママリコ(@hikari8282)さん。山下さんと佐々木さんはこの日が初対面だったそうですが、お二人にイベントをやりたいと伝えたところ快く引き受けてくれて今回の対談が実現。詳しい経緯を知りたい方は、こちらをご覧ください。

会場となったのは、高円寺にある「素人の乱12号店」2F 奥の部屋。
この日のために山下さんは福岡、佐々木さんは京都、ナカヤマさんは山梨から来たそうです。

左:山下陽光(やました ひかる)さん
『途中でやめる』というリメイクブランドの服は、BASEにアップすれば即完売。また、以前から『バイトやめる学校』というイベントを全国各地で行い、2017年7月に同名の本を出版。

右:佐々木典士(ささき ふみお)さん
2015年6月に発売された著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は17万部を超えるベストセラー。21ヵ国語に翻訳中。佐々木さんは「ミニマリスト」という言葉を日本にも深く浸透させた一人。新刊「ぼくたちは習慣で、できている。」は6月14日に発売予定。

当日のスケジュール
13:30 開場
14:00~15:00 バイトやめる学校 1時間目
15:30~17:00 山下陽光さん×佐々木典士さん対談
17:30~18:30 バイトやめる学校 2時間目

「途中でやめる」の服もイベントをしながら販売。わざわざ洋服を見にきたお客さんや数着買っていく方など、ファンの方で賑わっています。

いよいよ時間になり「バイトやめる学校」1限目がゆるやかにスタート。一人ひとりのお仕事や悩み事を聞いていきます。今後はどうしていきたいのか、強みはどうやったら活かせるのか丁寧にアドバイス。途中から山下さんと佐々木さんのお話に熱が入り、知らぬ間に周囲には見学者の姿がちらほら。

1時間目の熱気を保ったまま「これからの生き方」対談本番へ。会場は満員御礼、お客さんはメモを準備しながら真剣な面持ちです。

インターネットが発達している現在、ある意味でみんな平等な時代。SNSでは有名人も一般の人もフラットだし、やってみればスマホ1つで収入を作り出すこともできます。店長に怒られて、自分がやりたいことへのやる気や興味がなくなるのは辛すぎる。得意なことや好きなことを生かして、人生をよくしていこう。お二人のトークから、こんなメッセージを受け取った気がします。

対談のなかで特に印象的だったのは、お金に対する考え方。山下さんは着眼点がクリエイティブで例えばこんな感じ。

・洋服の値段を上げればお金持ちになれるが、夫婦合わせて月収は20万円を超えないようにしている。
・面白い子をバイトで雇っていた時、いかに続けてもらえるかを考えて時給を上げていった。

お話の中で聞くほど、儲けることには興味がない様子。お金を持つことより、人との関係性を築く、自分が「おもしろい」「好き」と思うことをする時間を重視しているよう。好きなことをしながら、お金を遣うことを楽しんでいるのだと思います。

さらに楽しみ方として印象的だったのは佐々木さんのエピソード。「途中でやめる」の服が好きで、レディースのワンピースを購入。壁にかけて眺めたり床に置いてみたり、トキメキながら過ごした2週間は、とても楽しかったそうです。その後はメルカリに出し、差額の1800円で花を買ったような感覚だったとか。このような楽しみ方があるのかと衝撃を受けたのですが、経験や時間を買っていると思えば安いのかもしれません。

盛り上がったまま時間が来たためトークは終了し、「バイトやめる学校」2時間目。ここでも1時間目と同じように、見学者がいる中で参加者の話を聞きながら、解決方法を一緒に模索。質問した方だけでなく、周囲にも参考になるようにお話ししていました。

あっと言う間にイベントは終わり、そのまま打ち上げにも参加。おすすめアプリなどでワイワイする場面もありながら、ここでも対談の続きのようなトークを聞くことができ、お腹も頭もパンパンで書ききれないくらい。生き方や暮らし方、働き方について勉強になることばかりでした。

お金に関してといえば最後にもう一点。フリーで置いてあった飲み物とお菓子は にゃんすさん(@nyansu_nyan)からのご支援で購入。ごちそうさまです。

また今回のイベントは投げ銭制。払わなくても問題はないのですが、ほとんどの方がカゴにお金を入れていたのが新鮮な光景。自分の中のお金の価値観が大きく変わる1日となりました。



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