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ヒット作がエッチでびっくりした

商業BLを読み始めた6年前の話。
BL入門書はじめての人のためのBLガイドを参考に、少しずつ「エッチな」作品にも手を出し始めた。
まだ事前に「エッチなモノを読むぞ~」という意気込みが必要だったので、
作品のあらすじと一緒に「エロ度」の表示があったのがありがたかった。

そんな頃に発売されたランキング本このBLがやばい2016

このランキングは、一般読者と 選らばれしBL読み の投票で決まる。
これにランクインしているのは、「みんなが読んでる人気作」というわけだ。

わたしも、上位の作品を読んでみた。

そして驚愕した。


ナニコレめっちゃエッチ。エロ漫画じゃん(@_@;)

その作品は第1話から濡れ場があって、なんなら各話えちえちだった。
今思えばランクインしたほとんどの作品が
負けず劣らずエッチだったし、
なにも特別なことは無かったのだけど、
当時のわたしはただただ びっくりした。

というのも、当時は
「エッチなものは ひっそり こっそり ひとりで楽しむもの」
だと思っていて、
だから そういう作品を誰かに紹介したり面白さを共有するという概念がなかった。
エッチな作品がヒット作になるという概念もなかった。

当時の心の声はこんな感じ
「えぇー。みんなこんなエッチなのをオープンに面白いって言ってるの?
恥じらいはどこに行ったの?でも実際面白いし、エッチなのサイコー!

カルチャーショックだった。
BL業界というのは、エッチな作品がオープンに語られて、
「エロい」が褒め言葉になる世界らしい。


そんな風に、エッチな作品に目を白黒させていた わたしも、
今や 表紙のキャラが半裸でお尻が丸見えだろうと、
R18表記のある薄い本エロ同人だろうと、
堂々とレジに持っていけるようになった。
(ぶっちゃけ、エロに対する感覚が麻痺している。)

ただまぁ、最初の「エッチでびっくり」な感覚こそが、一般人not腐女子が抱く感覚だろうと思うので、
公共の場での発言には気を付けようと思う。


ちなみに、わたしが「びっくりした」エロの洗礼を受けた作品がこちら。

桜日梯子さくらび はしご
「抱かれたい男1位に脅されています。」
通称、だかいち。
先日、8巻が発売された。(買いに行こ)
アニメの劇場版も公開予定らしい。

連載が長くなっても、変わらず刺激的で面白い。すごい。



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