【大阪府】コロナ感染が疑われる時

※2022年8月16日時点の話です。
※大阪府下の内容です。
※刻一刻と状況は変わるので、大阪府のホームページで最新情報を確認してください。

看護師として受診相談センターでたまに勤務している。現在の状況から、大阪府府下でコロナ感染が疑われる場合のことを私がわかる範囲でお伝えしたい。

【状況】

8月に入り、大阪府内の受診相談センターの電話はほぼフル稼働。

大半が、「熱が出てきた。受診したいorどうしたらいいか」というもの。

第7波は感染者数の数自体が多い。
それに伴って、濃厚接触者も多いし、感染疑いの人も多い。

受け皿(医療機関)の体制には限界があり、特に週末などはより厳しい。

【ぜひ知ってもらいたい現状】

受診相談センターに電話がつながったとしても、受診できる病院を教えてもらえる保証はない。

看護師が症状や状況を聞き取り、緊急性・優先度を判断するが、よっぽどのことがない限りは大阪府ホームページに載っている内容と同じ内容しか伝えられない。

スマホやパソコンで大阪府のホームページを見ることができる人は、絶対自分で見たほうが早い。

受診相談センターでは、「診療している病院はここがありますよ」とお伝えするだけで、現時点でその病院に余裕があるかまではわからない。

若年軽症者で、「医者の診察希望」というより、「陽性かどうか知りたい」が主な希望の場合には、8月上旬から始まった「若年軽症者オンライン診療スキーム」がおすすめ。

対象:若年軽症者
府内在住の20歳から49歳で軽症者(発熱、咳、倦怠感等)の方。
重症化リスクに該当する基礎疾患がある方や妊娠している方を除く。

オンライン診療スキームの方法は2つある。
①検査薬の無料配布(自宅に要件を満たした検査薬があればそれを使用してもよいし、自分で購入も可)。陽性だった場合、その結果を写真で撮る。オンライン、電話で医師が診察→発生届が保健所に出される。
※希望があれば今は12歳から利用可。
②無料検査場の予約をオンラインでする。陽性だった場合、発生届が保健所に出される。

大阪府のホームページがとても分かりにくく、しくみがわかっていない人が多いように思うけど、オンライン診療スキームはとてもおすすめ。

受診相談センターでは、詳しく説明したり、スマホ操作のサポートもしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?