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Tableau認定試験合格への道(問題編)

こんにちは。なおです。
2020年6月にDesktop Specialist、2021年3月にDesktop Certified Associate に合格しています。

いよいよ問題編です。お待たせしました~。 
難易度はもちろんCertified Associate(以降CA)の方が上で、時間も倍の2時間ですが、Specialistも結構な難易度だと思うので、今回はCAを中心に説明していきます。

まずは公式認定試験のサイトから試験の準備ガイドを確認しましょう。
実際にはこの問題の数倍以上の難易度です。(なめてかかると太刀打ちできません。)
過去に受験した際には以下のような問題が出ました。
(出題順、問題数もこの通りではないのでご注意ください。
また、私自身が受験した時の記憶を頼りに再現しているので、実際の問題と同一ではありませんのでよくご理解した上で参考になさってください。また、各問題の()内は私が解答に使ったものですが、他にも方法があるかもなので参考としていただければ幸いです。 )

計算、結合、LOD関連
基本が問われる問題が多いですが、一問ごとに結合・計算等を複数組み合わせて解く問題が多いので、意外と時間がかかります。
手を動かす前に、回答方法の骨組みを考えることをお勧めします。

1. サンプルスーパーストアと担当者のテーブルを結合して、最も返品率が高かった担当者は誰?  (超頻出問題。 テーブルの結合、個別のカウント)

2. サンプルスーパーストアの注文から出荷までの日数をもとめて、平均日数が4番目に少ない製品はどれ? (Datediff関数、LOD, 並べ替えなど)

3.サンプルスーパーストアで、利益が中央値と等しく売上が中央値より低いカテゴリはどれ?(Windows関数など)

4.サンプルスーパーストアのその日の最大の配送料があったのは、年別、月別、顧客セグメントでみるとどれか?( 私自身は問題の意図がよくわからず、正解したかは自信はありません。)

5. サンプルスーパーストアで初回購入日が2012年の顧客の2012年の売り上げ合計は?(LOD 使用。売上を年ごとに分けることを忘れがち)

世界指標、空間データ関連
サンプルスーパーストアデータばかりを解いていると、いきなりの「世界指標」データにびっくり😲してしまいました。
火山や人口統計等の「世界指標」データを使って、自分なりの問題作成・解答をやっておきましょう。(絶対に差がつきます!)
携帯電話使用率、インターネット使用率もみておきましょう。

6. 世界指標のデータと火山のデータを内部結合して、1950年~1990年における火山の○○指標が△△より大きい噴火回数は?(カスタム分割、結合、LOD 。 一方のデータに年単位、他方のデータに日にち単位の日付)

7-1  1940年に日本で噴火した山に一番近い栃木県の都市は? 
  (地理的役割、ラジアルツールかな。私はこの問題はゼロ点でしたので参考程度です) 
7-2 (7-1 ) と同じ火山データで、19xx年に噴火したスペインの山で ○○山と◇◇山の距離は? 😨 <= 多分新機能の関数かなと思います。 
  (まったく解法が思いつかず、適当に選んで零点です😿)

8. 噴火データと世界人口データを年と国をキーに内部結合し、噴火回数が最も多かった国のその年の人口は? (結合、LODなど)

接続 
演習というより知識を問われる問題と記憶しています。(当然ですね)

9. 抽出ファイルを作成すると常にHyper になる?(正誤選択)
10. Hyper とTde の違いを選択する問題 (変換可など) 
11. 抽出ファイルの作り方、更新の仕方、非表示フィールドの再表示など
12. クロスデータベース結合、ブレンドの違い。 

分析
リファレンスライン、傾向線、
13. 傾向線 でR-2値が最も高くなるのはどれ? 
14. サンプルスーパーストアで利益と売上を使用した散布図を作成し、○○ごとに傾向線を引いた際の傾向線の中身は? 

ダッシュボード 
演習は事前に作成してあるtwbxにダッシュボードが用意されていて解いていく問題が多かったです。
その他、知識問題も多くでました。

15. すべての年でアクセサリが機械を上回っている曜日はどれ? 
  (ダッシュボート上に曜日のフィルタを作成して解きました) 
16. 他のユーザーとしてプレビューするにはどうすればいいか
  (ユーザーフィルタ)
17. ダッシュボート上のパラメータの挙動が各シートに影響するか。
  (セットアクションの挙動) 

その他 
知識問題については、レファレンスラインや傾向線などの作成方法について、複数のやり方を問われました。 
また、Bar in Bar やブレットグラフの作成方法についても要確認です。
予測の作成、変更方法も要チェックです。

世界指標を使って、ビンを作成して最頻値の人数、火山数を問われることもあります。

最新機能から出る可能性も高そうですので、試験のバージョンを確認して事前に準備しておいた方がよさそうです。

演習問題では、単独で機能を問われる問題よりも複数(結合してLOD計算を使って解くなど)の機能を組み合わせて解答していく場合が多いので、方針を間違えると、導いた答えが選択肢に無い! ってこともあります。 
各問題で問われているポイントをよく見極めるのが重要だと思います。
結局は、基本が身について、応用できる力が問われていると感じます。
私は普段、空間データを自分で作成することがないので苦労しました。
あとはデータの慣れも重要なので、世界指標眺めておいてくださいね。
世界指標はデスクトップタブローのサンプルワークブックから見られます。

自分で問題を作成して、結合(カスタム分割を使用)、LOD計算、ヒストグラムの作成をするなどしておくとイメージが持ちやすいと思いますので、是非やってみてください。

次回は「試験当日編」として、当日の注意点やトラブル対処についてです。
お楽しみに! 

最後までご覧いただきありがとうございました。







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