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”IoT”は「総合格闘技」的なモノづくり

ちまたでは”IoT”というバズワードが広まり、モノづくりを知らない方でもなんとなーく知ってますよね。

「モノ」が「ネットワーク」に繋がっている

簡単に言うと、なんてことはないです。昔からありました。家電もゲーム機も結構繋がってますよね。

で、何が画期的かと言うと、今までデータ取れなかった領域までデータが取れるようになったんです。どうやって取るかと言いますと、

各種センサー ✕ 通信 = データ

人間には5感がありますね。

視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚

世の中に出回ってるセンサーはあらゆるものをデータに置き換えてくれます。

そして、通信はみなさんご存知のようにインターネットが隅々まで普及してます。

また、最近ではLPWAと呼ばれる低周波帯のサブギガ帯を利用するネットワーク方式も普及してきております。これはキャリアを通さないので、プライベートネットワークを構築できてしまう。ゲートウェイを自分で構築できるので運用コスト「ゼロ」を実現出来てしまいます。

ただし、重いデータはやり取りできませんのであしからず。

話を戻しますが、IoTはモノをインターネットにつなげるということで、

モノの設計 + ソフトの設計

この2つが必要となります。ソフトも

組込 + 通信 + データベース + アプリ

と、各種設計が必要です。もちろんノウハウや知識も必要になりますね。

最近やった例ですと

熱(2D) 熱(3D) ガス 加速度

などがあります。

そして、課題としては「電池消費量」です。センサーを置く場所はどんなところかと言うと、

人間がなかなか見回れないところ

つまり、人間がやると面倒なことをセンサーに置き換えていきましょう、ということなので、そういうところには電源って無いんですよね。

屋外ならば太陽光パネルでも付けてできるかもしれませんが、いづれにしても電源問題は大きな課題です。

ここまでいろいろ書いて来ましたが、お客様のニーズはそれほど言ってることって難しくないですが、実際にやりだすと、結構たいへんです。

お客様もそれほど大変だと思ってないのでコスト抑えてきますしね。ある程度の量になると、金型起こしたりと言ったコストも発生し、結構大掛かりになったりします。

そして、受注からクローズまで意外と時間がかかる。つまり資金の回りが良くないんです。苦笑

また脱線してしまいました。。IoTも自社で全て完結しようとすると結構大変なことがわかって頂けたと思います。

ただ、お客様の課題を解決出来た時の満足感はとても高いですね。そしてますます今後この領域は必要とされると思ってます。

というわけで新たな課題を一緒に解決してきたいと思います。

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